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高い壁の向こうにある孤独

8/13と8/14の東京女子後楽園大会を観に行ってきたトトロです

いやー、マックス・ジ・インペイラー凄かったすね
存在だけでお金取れますよあの人は
1日何時間くらい寝るんやろ…
とか
芳香剤は何の香りが好きなんやろ…
っていう部分ばっか気になります
何しても可愛く見えちゃいそう

次アップアップガールズ(プロレス)の新メンバーオーディションがあった際には是非応募して欲しいですね

そして同日は東京プリンセスカップの準決勝、決勝が行われました

8/13準決勝
✖︎山下実優vs渡辺未詩○
○坂崎ユカvs鈴芽✖︎
8/14決勝
○坂崎ユカvs渡辺未詩✖︎

見事坂崎ユカの優勝で幕を閉じました!
おめでとうございます

ピンク色のトロフィーがちょっと気に食わないそうですが、よく似合ってます


そして意外や意外、初優勝だそうです
試合内容はもう言うこと無し、抜群に凄い試合だったのでレスユニでご覧ください

1.若手選手の台頭

準決勝進出者で目をひくのはやはり
・渡辺未詩
・鈴芽
の2人でしょう

渡辺選手はチャンピオン中島翔子選手を破っての準決勝、鈴芽選手は入団のきっかけとなった辰巳リカ選手を破っての準決勝
勢いもあると思いますが、試合内容を観ているとジャイアントキリングとは言い切れない確かな実力を感じさせてくれました

アンケートを見ると特に渡辺選手への期待が大きいのが分かります
かく言う僕も希望込みで渡辺未詩選手の優勝を予想しておりました

この背中の筋肉を見てると期待せずにはいられません

結果優勝とはなりませんでしたが、シングルプレーヤーとして確実にトップ戦線の仲間入りを果たしたことでしょう

2.トップ選手の孤独

優勝した坂崎ユカ選手のマイク
『私は東京女子のお姉ちゃんだから、みんなに頑張ってもらいたいし、みんなの良いところを見て欲しいし……でも私だって応援されたくって』
と複雑な心境を吐露しておられました

この東京女子のお姉ちゃんというワード、サイバーファイトフェスで中島選手に挑む会見でも飛び出しています

坂崎選手の試合を観ていると分かりますが、東京女子でダントツといっていいほど怖い表情や厳しい試合をします
自分のためだけでなく、
妹達にもっと強くなってもらいたい、良いところを引き出してあげたい
という感情も込みだとしたらとてもアツいですね


そして再び挑戦を受ける中島翔子選手も複雑な心境を吐露しています

この2人のコメントを聞いてハッと気付かされましたね
若手選手の勝ちを望む声=自分に負けて欲しい
と望まれてる声に聞こえてしまうんだなと

もちろん僕含めファンはそういうつもりで言っていませんが、勝ち負けハッキリする世界ではそういう思考回路に陥ってしまうのでしょう
それが先輩やチャンピオンの宿命だと言われればそれまでなんですが、等身大の姿を包み隠さず魅せてくれるのも東京女子プロレスの良さだと思います

今回準決勝で渡辺未詩に敗れた山下実優
彼女も中島選手や坂崎選手と同じく高い壁として立ちはだかるというイメージが強いですね

ただ山下選手、このトーナメント優勝はおろか決勝に進出した経験すらありません
にも関わらず強さの象徴として認知されている

逆にそれが山下選手の凄さでもあるのですが、同時に孤独さもあるのではないかとも想像できます


中島選手はじめ、彼女達のコメントの中に時折理解できない部分もあります
高い壁の向こう側にいる選手達の、孤高さ孤独さの景色を見た人にしか分からない感覚なのでしょう
その中島翔子・坂崎ユカの2人が作り出すタイトルマッチきっと凄いものになりますね

バチバチだけでなく、リスペクトや愛から生まれるタイトルマッチ
見てて幸せな気持ちに包まれます

そして東京女子プロレスの特徴として試合後にサイン会があります
タイトルマッチを戦った選手であってもです

応援しているポジティブな大きな声を、壁の向こう側に愛を伝えることができる最高の機会があるので皆さん行ってみてはいかがでしょうか

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