戸川 貴之

戸川 貴之

最近の記事

ゲーム大好き日本人?

「(携帯端末で)ゲームばかりするんじゃない」といってもやっぱりやる。 「じゃあ他にこれで何やればいいの?」と聞かれたらどうしますか? 「外に行ってボールで遊びなさい」 「本でも読みなさい」 っていうのはダメです。 他国と比べて、ゲーム・チャットの時間が一番長くて、端末を使った学習の時間が一番短いといわれたのは、それ以外の使い方を知っている人が少ないからというのは大きな原因の一つであったと思います。未来を担う子どもたちに相対する際には、禁止志向ではなく、どう使うかを教師が

    • AIでまとめたデータを送ることについて

      AIの力を借りれば、たくさんの意見をまとめることができます。私は、授業や研修で生徒の意見をまとめるのに、AIを活用しています。100人以上の参加者が張ったMiroの付箋を数秒で分類整理し、同じような意見をまとめていくスピードは圧巻です。 しかし、こういったとき、まとめた意見を送ってはいけないのではないかとふと思い至りました。 AIの文章はAIの判断でまとめられるので、本来受信者が必要としていた情報が切り取られる場合があります。また、まとめる人がAIと対話していく過程でまとめ

      • AIが教師の仕事を必要なくする

        【雑記】 標題の議論を各所でみかけます。なくなる仕事ランキングによく入る教師。果たして、人が人を教えるということはなくなる日が来るのでしょうか。私はその答えは否であると感じます。 生命倫理と同じく、できるけどしないというのと同じ要素をはらみますが、人とAI、ICTをつなげる学びが台頭してくるように感じます。 私はいわゆるエンドユーザーとして、比較的ICT機器を扱える方だと自負しています。この程度に至るのにも、相当な好奇心と探究心と時間と失敗が必要でした。また、いろんな人に

        • 教育振興計画とは?

          学校・教育UPDATEグループで最新の教育振興計画について情報をいただきました。 国の目指す教育の方向性がどう作られるのかを知れました。知っているようで知らないことを、参集なさった方から伺えたことは大変貴重な経験でした。 その中身や基本理念、問題意識について共感するところが多くありました。同時に多様な価値観を一つの方向にまとめることの難しさも感じました。例えばウェルビーイングについての「箇所で「日本人は~」「日本発の~」としなくてもいいのかもしれません。協調に幸せを覚える

          今週の日本語国際交流

          本日もたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました!! 本日のテーマトーク「ダジャレについて」をやってみて思ったこと。「ダジャレって難しい!」でした。シャレは、音が一緒と日本人の感覚で感じることからおかしさが出てきます。しかし、そもそも、同じ音に聞こえていない場合は「???」ってなってしまいますよね。例えば、「田中」と「中田」の「た」の発音。日本人には同じに聞こえますが別の音と感じる人が大変多いです。 「布団が吹っ飛んだ」「蛙が帰る」「言い訳していいわけ?」

          今週の日本語国際交流

          英語を楽しく学ぶ

          英語を学ぶのはなぜか。 横浜創英の英語の先生。 いろんな国を観に行って実感したこと。 日本は英語を使わなくていい。 EUは電車に乗っているだけで他言語に接する。だから共通の言葉を求めたのかという気付き。 英語は手段。英語を使って学ぶ授業を目指す。 国語もそうだなと思いました。 スラングは翻訳ツールでその意味するところまでは読むことはできません。ことわざ、慣用句も同じかなと思いました。10年後はわかりませんが…。 大事なのは社会と生徒がシームレスになる環境と講師の先生はお

          英語を楽しく学ぶ

          そもそも縦割り活動とは?

          導入から、学年っていうくくりもどうなんだという話になりました。 小学校低学年では一斉指導ではできる子はあきるし、できるようになっていない子はおいて行かれます。いっそオランダのように誕生日から入学してはどうでしょう? 特別支援の学校では逆に実現しているようです。一斉授業の効率や形式的な相対評価から抜け出せれば、普通学級でも実現できるのではないでしょうか。 また、効果的に行うには、自発的内発的な活動であるべきで、その余地、暇もない状態にあることに問題があるように感じるという話に

          そもそも縦割り活動とは?

          一人カラオケをBGMに夜更かし

          週末、オンラインでつながった友人の一人カラオケをオンラインでつながった友人たちで聞きながら、深夜まで対話を楽しみました。 休みなしで3時間歌い続けてくれました。 歌が上手い人はかっこいいなぁと思いました。 コロナ以降、歌、歌いに行っていないなぁ。

          一人カラオケをBGMに夜更かし

          国語を学ぶ会

          3月例会は本校を会場校として実施しました。 佐野先生はじめ、ご来校いただいた各位、誠にありがとうございました。釧路、函館からも参加がありました。 十勝地区からの参加ももっと増えるようにまた機会がありましたら、広報活動に力を入れたいと思います。 三本の発表と濃密な討論から多くの学びを得ることができました。 千葉大学名誉教授の首藤先生から国語を楽しく学ぶために必要な考え方や実践の方法についてレクチャーしていただきました。 「習っていない漢字を書いてはいけない」「想定していな

          国語を学ぶ会

          国語探究研究会

          3月22日、書写教育のあり方について再整理されたプレゼンを拝聴し、実際に現場でどのような国語の授業がなされているかについて実態をプレゼンしていただきました。 字を書くということはどういうことかについて深く考えることができました。 キーワードは中学校の指導事項にある「効果的に書く」かと感じました。 「効果的に書く」とは、伝えることと表現することと定義されています。そこには相手意識、書く目的が必ずついていると思いました。どのような効果を与えたいかも大事かなと。例えば「うれしく

          国語探究研究会

          「評価」について

          先日、自身にとって心地よい評価というものがあることを感じました。 恩師に取り組みを評価していただいたときでした。 自分では気づかなかった点でした。大変恐縮するとともに、がんばってよかった、同じ状況を再現できるようにまたやろうと思えたのです。 評価してほしい人からされることが大切なのではないでしょうか。また、すでにあるテンプレートの中からできるところを加点すると点数が入らないところは必然的にできないところとして可視化されます。一つの行動の中に含まれる多面的な要素の中でできたと

          「評価」について

          「ブタゴリラ」が自分のクラスに、もしいたら。

          あなたならどうしますか? きっかけはドラえもんのジャイアンとキテレツ大百科のブタゴリラ、喧嘩したらどっちが勝つのかなぁ?なんていう他愛ない話だったのですが、調べてみると、ブタゴリラがちょっと心配になりました。 熊田薫という名前が男性的でないという理由から、自分のことをブタゴリラと呼ぶ子ども。名付け親のお父さんとしては、自分が熊八という名前で変だから、どちらの性別でも誇ってもらえるようないい名前をと思って薫とつけたようです。しかし、当の本人は女性的要素が強いとしてその名を恥じ

          「ブタゴリラ」が自分のクラスに、もしいたら。

          GEGとかち

          GEGとかちにて、Google認定教育者Lv1の受験サポートを実施しております。 NDAにより、試験内容についてはお話しできませんが、試験形態や受験に際しての準備のアドバイスをさせていただきました。練習問題を解くだけではわからない不安感を少しでも和らげることができたと思います。 そのあとは公式学習サイトを一緒に解いていきました。 なかには迷う選択肢もありますが、みんなで討議しながら、Googleがどのような教育活動を期待しているかについて学びを深めていきました。

          朝から日本語交流会

          3月25日、本日も朝から日本語国際交流を行いました。 ポーランド、台湾、ブラジル、オーストラリア、様々な国の方と楽しくお話しできました。 会計年度の違い、家族構成の違い、朝ごはんのお話し、私の家の周りの紹介など、させていただきました。 ポーランドは夜だけど、お子さんがお休みになっているこの時間が参加しやすいんだと教えてくれました。この時間の設定をしてよかったなと思いました。

          朝から日本語交流会

          小学生がくれたイノベーション力養成講座

          小学6年生にプログラミング学習の成果について講演していただきました。 様々なコンテストで好成績を残したのも圧巻です。 そもそもイノベーション力とは何か。 予測困難な未来が来てもそれを乗り越えるのに必要な力。創造力であると考えているそうです。 1歳のころからiPadを起動してアプリで絵本を見ていた。4歳のころにはんだ付けをして、市民ロボコンに参加していたと言います。 子どもの可能性を大人が制限することのないように挑戦を支えることを、学校も保護者もやっていけるともっとこういっ

          小学生がくれたイノベーション力養成講座

          JLPT N2

          今週もN2の動画視聴を世界の皆さんと進めました。 文法問題もひっかけ、一ひねりが加えられています。 日常的な会話の崩しも入ってきていて、どういうところで、日本語学習者の皆さんが困るのかということもわかって、とても勉強になる時間を過ごさせてもらいました。 次回も頑張りましょう!