【ネタバレ注意】 L'Arc~en~Ciel ARENA TOUR 2024 UNDERGROUNDライブレポート 前編2024.3.17@マリンメッセ福岡
3月17日(日)に L'Arc~en~Cielのコンサートに行ってきました。
会場はマリンメッセ福岡。前日の福岡の天気は快晴でしたが、当日は小雨模様の不安定な天気。会場に着くと既に多くのファンで賑わっていました。
▼ツアーコンセプト
今回のツアータイトルは「L'Arc~en~Ciel ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND」。
コンセプトは、これまであまりライヴで披露してこなかった楽曲を掘り起こし、スポットをあてる内容となっており、ヒット曲満載だった前回の30周年記念ツアーとは正反対となるマニアックなセットリストでした。
ステージセットは2020年のツアー「ARENA TOUR MMXX」から導入されてるセンターステージ仕様。
今回の僕の座席はアリーナ席(東O)だったのですが、花道からも割と近く、これまで参加したラルクのライブでは1番近い位置で観ることが出来ました。
▼ライブレポート
ステージ上は紗幕に覆われていて、モニターには森林の映像が流れ、BGMは風の自然音が響いており、通常のライブの開演前とは異なる雰囲気。
開演が近づくと、会場内の照明が徐々に暗くなっていき、そのままオープニング映像へ。暗い森林を抜けて迷宮に進むとフードを被った黒服姿のメンバー4人が登場。
ツアーロゴがモニターに映し出されると、場内にピアノの旋律が鳴り響きライブがスタート。
オープニングを飾ったのはアルバム「KISS」収録の「THE BLACK ROSE」。
紗幕に覆われたまま疾走感あふれる激しい演奏だけが会場に響いていた。
ちなみに前日の1曲目は「All Dead」だったそうで、個人的にはそっちが聴きたかったなあ…。
kenの乾いたギターリフが鳴り響き2曲目の「EXISTENCE」へ。
バンドの音が揃った瞬間に妙幕が降りてメンバーの姿が露わになると大きな歓声が響く。ボーカルhydeは軍帽を被りシックな雰囲気で歌い上げ、コーラスの「TAKE AWAY」の部分で観客にマイクを向けるとファンの合唱が起き、声出し解禁のライブの実感が湧いてきた。
アウトロでkenが奏でるアルペジオの余韻に浸っていると、間髪入れずに「THE NEPENTHES」に突入。
2000年発売のアルバム「REAL」収録のグランジ色が強いロックナンバーで、
yukihiroの複雑なドラムとベースtetsuyaのスラップ演奏との絡みが心地よい。
ギターソロではkenがトーキング・モジュレーターを口に咥えながら、妖艶な雰囲気を醸し出していた。
3曲が終わり通常だとここでMCが入る事が多いのだが、そのまま曲は続き
「砂時計」に突入。
tetsuya作曲のメロディアスなバラードで、モノクロの映像が曲の世界観
と非常にマッチしていた。
続いては24年ぶりのライブ披露の「a silent letter」。
作曲者kenの浮遊感が漂うギターアルペジオに、hydeの囁くようなボーカルが絡んでいき、2コーラス目からバンドの音が重なると同時にステージがぐるりと回転。
そのまま1周したところで僕がいたアリーナ席側の正面で停止した。
今回のライブの醍醐味の1つであるステージ稼働は、数曲ごとにメンバーの向きが90度変わっていき、どの席でも均等に正面からステージを拝められる構成だった。
続いても19年ぶりの披露となった「Ophelia」。
イントロでhydeがサックスを演奏し、kenが椅子に座ってアコギを奏でるジャズテイストが漂う1曲。
tetsuyaの不穏なベースソロで始まった「Taste of love」はインディーズ時代のアルバム「DUNE」からのナンバー。おそらくこの曲も20数年ぶりの披露なはず。LEDビジョンにはhydeとtetsuyaを床下からのアングルで映し妖艶な雰囲気を演出。
映像を挟み同じくアルバム「DUNE」から「Voice」を披露。
そして9曲目にして、今夜初のシングル曲「Vivid Colors」に突入。
メンバーも花道に移動し観客を煽り、最後のサビの部分でhydeがマイクを観客に向けて合唱を促すと、ファンは大合唱。
続いて初期のヒット曲「flower」へ。hydeとtetsuyaが並んで花道に移動し背中合わせに演奏。曲の最後にhydeが持っていたブルースハープを客席に投げ入れていました。
一旦ライブレポを一区切りにして後編に続きます!
#L'Arcenciel
#ライブレポ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?