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影響を受けた人 その5 佐久間象山先生
言わずと知れた信州松代出身の・・・なんと形容したらいいだろうか?
「知識人」、「開国論者」、「吉田松陰、勝海舟など多くの維新に関わった人物の師」など、様々な言われようがある。
「稀代のほら吹き」という人も多い。
それでも、250年以上続いた江戸時代を終わらせ、新しい時代に日本を転換させた「思想」の原動力になった人であることは確か。
信州人の「核」は「思想」だと僕は思っている。
だから佐久間象山の話を聞いた少年期から憧れた人。
映画の主人公のモデルにもなった川上彦斎らに暗殺されたらしい話は有名だ。
なぜなら「開国論者」だったから。
僕もある「開国論」を持論として生きていたものとして共感を覚えた。
そもそも、地球程度の星の中で、国境などというくだらない概念に縛られることはナンセンスだ、と思わない方が愚かだと思う。
佐久間象山がそこまで考えていたかはともかくとして。
自分の考えを藩から罰せられようとも頑迷に曲げないところも大好きだな。
サラリーマン社会における自分を見ているようだ。
現代社会で佐久間象山先生的な生き方は難しいのかもしれないが、もしも、川上彦斎に暗殺されることがわかっていたとしても、僕も自説は曲げない。