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影響を受けた人 その2 三島由紀夫さん
文学界から2人続いてしまうけど・・・。
どうしても少年時代にニュースで生中継された市谷駐屯地での出来事と、小学校の図書館でこっそりと仲がいい幼馴染とドキドキしながら読んだ「潮騒」のイメージが重ならなくて、長年三島由紀夫さんには興味がある。
小学校の時に家族で行った房総半島の白浜の旅館で、宿泊した部屋の名前が「潮騒の間」でなんだか気恥ずかしかった記憶もオーバーラップする。
川端康成さんよりもノーベル賞に近いと言われたのに、受賞せずにこの世を去った三島さん。
なぜあのような活動に身を投じたのか・・・。
「憂国」という意味では僕も同じ。
でも僕は、決して戦前の日本への回帰を望まない。
安倍晋三や櫻井よしことはスタンスは違う。
あくまでも、子供を3人も作ってしまったから国の未来に責任を感じてしまうだけ。
三島さんは奥さんはいたけど、確かお子さんはいなかったと思う。
なぜあれほど国に固執したのかがわからない。
まして、246事件や515事件のように時代錯誤のように軍隊に決起を促した。(自衛隊は軍隊だとご認識していた。まるで安倍晋三)
あまりにも純粋だけど稚拙とも言い換えられる純粋さ。
でも、僕が最も興味を持ったのは、その三島由紀夫さんに最後まで寄り添った森田必勝さんかな。
僕はあそこまで他人に傾倒したことがないから、森田さんご本人に三島さんの魅力を直接聞いてみたいと思う。
文学でも生き方でも、あまりにも「日本人としての美しさ」にこだわり過ぎた感のある三島由紀夫さん。
僕も別の面ではこだわりすぎるところがあるから、思想に影響はされないけど、「一つの道を追求する姿」には影響された一人だとは思うな。
ただ、残念ながら、僕は群れることを好まなかったので、「盾の会」的な活動はしなかったし、結果的に森田必勝さんのような方との出会いもなかった。
三島さんほどドラスティックではなかったということだね。
だから生きてる。