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終わり良ければ総て良し その10   障害 障碍 障がい

当事者に配慮して、表現はいろいろ変わったんだよ。

一番大きかったのは、世界保健機関(WHO)が定義するところの障がいの分類かな?(この言い方も微妙)

一昔前までは、ネガティブな分類をしていたし、一部の人にしか該当しない分類方法だったけど、それをICF(国際生活機能分類だっけ?)に替えて、だれもが分類できるように衣替えして、無差別平等感を出した。

それとともに、「障害者」という言い方も、当事者から「なぜ自分たちばかり「害」扱いされるんだ!という声が上がり、呼び方を再考すべきという機運が高まったのに、厚労省の老健局長が替わったら議論は止まったの?

PCのFEP(言語変換機能は)いち早く「障碍者」と変換できるように対応したよね?

これ元々の漢字。当用漢字から外れたから「障害者」に変わったらしいのだけど、再度、当用漢字に戻したらしい。

でも、「障害者福祉法」が未だに「障害者」のままでしょ?

つまり、表記の根拠が変わっていないということは、議論が止まったということ。

意識の高い人は(ぼくも)「障がい者」と書く。
一時期そういう約束事みたいなのがあった。

なぜ議論が止まったんだろうねえ。

だいたい、オリンピックとパラリンピックが別々に開催ということ自体、金儲けのためでしょ?

本来の無差別平等の精神であれば同時開催で種目で分ければいいだけで、場合によっては同一種目で競争可能な選手もいるものね。

コンセプトよりも金が優先するという世界。
矛盾だらけだね。

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