好きな人と仕事をするな! リーダーの条件 その22
部下とはパートナー、だけど友達ではない
孤独は覚悟しなければね。
社会人になったら、学生時代のサークルのノリは卒業しなければだめだよ。
確かにサークル活動は楽しい。
僕もサークルに入っていなかったら、卒業できなかったと思うし、友人はできなかっただろう。
それに、社会人の予行演習でもある先輩や後輩との関係。
これは「大学」に限るとは思うけど、やはり4年間と言う絶妙な期間がいい修行になったよね。
ただ、社会人になったら、年齢関係なく、全員が協力者でもあり、全員が競争相手でもあることを頭に入れておこう。
ましてリーダーになったら、「お手てつないで」感覚は完全に捨てないと、評価はされずに降格間違いなしだよ。
引き上げてくれた上司も落胆するし、部下からも嘲笑されるだけ。
自分の役割の徹することができなければ表かはされないし、これまで見たいに上司が手助けしてくれないから成果も出ない。
厳しさは、「平社員」の比ではないんだよ。
孤独。
感じることが増える感覚だろうね。
部下たちが和気あいあいと話している。
今までのように輪に入ろうとする。
そうすると、話は止まり、雲の子を散らすように「輪」が消える。
それが当たり前。
もし、あなたをみんなが歓迎してくれたら相変わらず「同等」だとみなしているということ。
つまり、上司だと認められていない証拠。
だからと言って、かつて、最も仲が良かった元同僚に「さっきは楽しそうだったけど、何話してたの?」なんて聞いたら、そこであなたのリーダー人生は終わったようなものだな。
部下の信頼関係を壊しにかかる行為をしたということでもあるし。
職場はギクシャクする。
グッと我慢するんだね。
その「孤独」に耐えられなければ、さらに上には行けない。
もっと孤独になるから。
<続く>
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