「勉強ができる」と 「頭がいい」とは違う! 3
もちろん「負け惜しみだろ!」というご批判は甘んじてお受けする。
僕は確かに学歴コンプレックスがある。
すべての経歴書から「大学名」を削除して「私立文系」とか「都内私立大学」などで誤魔化している。
でも、クライアントは勝手に「東大卒」(いやいや「私立」って書いてるし)とか「慶応ですか?」と聞いてくる。
ノーコメントを貫く。
出身大学でコンサルタントを選ぶなら、大手コンサルタントに無駄なコストをお掛けなさい!と思うだけ。
そもそも僕は、高校受験も、大学受験も一般入試だが、受験勉強をしたことがない。
正直に言うと、「受験勉強のやり方がわからない」からできなかったし、ほかに熱中するものがあったから、勉強して遊んでる暇がなかった、という表現が一番正しい。
だけど、少なくても(ここから先は人間性が疑われるほどいやな奴に聞こえるけど現実)1mmも勉強しなくても、小学校1年生から中学校3年生までは学年でトップで、小学校も、中学校も卒業生代表を務めた。
高校入試では、いまだに覚えているけれど、間違えたのは、くだらなすぎて覚える気にもならなかった英語の発音記号を、「どれにしようかな?」方式で選んで外れた1問間違えただけ。
それでも入学した時に担任に聞かされた入学順位は38位。
地域トップ進学高校で1問しか間違えていないのに38番て・・・・・。
つまり、5教科満点が37人いたということ。
2位だけど、1問間違えたから38位なんだって。
「まあ、勉強してないから仕方ないかあ・・・」と思ったけどね。
びっくりしたのは、同じクラスに2人いたのかな?
学年には10人以上いたのだろうか?
高校浪人がいたこと。
え、高校ですでに浪人するんだあ、と衝撃を受けたなあ。
大学では、一般入試のほとんどが浪人生で、僕みたいな現役の方が珍しくて、付属高校くらいだったから。
すでに、高校で達観しちゃった。
ガリ勉してやっと入学した人と、無勉強で入学した僕と扱いは同じなんだ。なんだかつまらない世の中だなあ、と。
それで尚更学校教育に背を向けたら、いきなり数学で赤点を取ったんだよな。
授業はきかないし、テスト勉強はしない。
さすがに義務境域ではないから、通用しないんだね。
初めて勉強の仕方を知らない怖さを味わったけど、いまさら「勉強の仕方を教えて!」とは言えなかったものなあ・・・。
結局僕は「地頭で勝負していこう!」と根拠のない戦いの挑んだのでした。