[2]南流山、まだまだ児童数のピークはいつ来るのかわからない
第2弾 ~おおたかの森のまわりと南流山編~
こんにちは。いつもnoteを読んでくださってありがとうございます。
このnoteを書き始めた12/17現在、第1弾は最も閲覧数が多い記事になります。自分が書きたい文章を載せているだけですが、ほんとうに活力になります。ありがとうございます。
クリスマスということで、ほかの学校でもやってみました。第4弾まであるので、よければご覧ください。
↓1本目のnoteです。良ければどうぞ。↓
グラフのつくり方
第1弾で説明しそびれました。申し訳ありません。
紫が年、赤が予測を作った年月です。青は予測の数値です。例えば、左上の721は「2012年11月に予測した2015年4月1日の小山小学校の総児童数」です。いちばん下の4月1日が実際の値になります。1716なら、「2023年4月1日の小山小学校の総児童数」ですね。
流山市を含むだいたいの自治体では、5月1日の児童生徒数を公開しています。でもなぜ4月1日を使用しているかは、第1弾をご参照ください。(簡単に言うと、予測の値は5月1日より4月1日のほうが近いからです。)
そうして、このグラフができます。予測の値を「マーカー付き折れ線」で、実際の値を「集合縦棒」に設定しています。たぶん、もっと見やすい設定があります。だれか教えてください(他力本願)。
横軸を変えるのはよくないので、すべて2015年に揃えています。けど、たしか今回から2014年が入っているときがあるので、横軸縦軸よく見て分析してみてください。
流山小学校
折れ線グラフがほぼ重なっています。推計値も想定値(※)も、大きく外れることはないです。さいきん児童数が増えていて、このままの推計だと今年来年辺りがピークになりそうです。2020年に児童数が1000人を超し、2027年ごろには900人台に戻りそうですね。
※流山市では、3年先までの児童生徒数の予測のことを「推計値」、4~6年先のことを「想定値」と表現しています。不確実性が高いからだそうです。
平和台駅や流山市役所などが学区にあります。学区の右下には、「流山都市計画事業西平井・鰭ケ崎地区一体型特定土地区画整理事業」の区域が含まれており、ここの人口増加があります。西平井一、二、三丁目ができました。
八木南小学校
どの年に作られたグラフも右肩上がりです。しかし、毎年ちょっとずつ後ろに移動していますね。これは、増加見込みが算出されているからです。
区画整理施行期間が終了した後3年の均等割で算出されているので、おおたかの森地区であったようにかなり速いペースで家が建てられることを想定しているのでしょう。しかし、実際は推計値を毎年下回る児童数となっています。(まあ、多く見積もっておく分には問題ない?)
推計値を下回っているとはいえども、児童数は増えています。今年の1年生は90人で3クラスになりました。手元に25年分の資料がありますが、3クラスになった年は初めてではないでしょうか。通学区域審議会の資料によると、校舎の増築については、「次年度以降の推移を探り、校舎増設の時期を検討する」とあります。まだ決まっていないようです。
この学区には、流山セントラルパーク駅や総合運動公園、少し離れたところに芝崎小鳥の森があります。学区の上あたりが「流山都市計画事業運動公園周辺地区一体型特定土地区画整理事業」の区域内で、大きな人口増加が見込まれています。
鰭ヶ崎小学校
毎年20人くらいずつ、じわじわと増加しています。しばらくはこの右肩上がりが続きそうですね。推計値は、少し上になるくらいでほとんど合っています。
しかし、教室数がギリギリなので、校舎増設が検討されています。とりあえずは、特別支援学級を半分に分けて使用することで教室を用意できるそうです。
TX線、南流山駅の東側が学区です。西平井・鰭ヶ崎地区の区画整理の範囲内に少しだけ学区があります。他にも、来年度(令和6年4月)から南流山中学校になる東洋学園大学のキャンパス跡地、流鉄鰭ヶ崎駅があります。
ちなみに、「ひれがさき」と読みます。難読。
西初石小学校
綺麗なまでに重なっています。児童数推計値もほぼ正確です。2020年に778人でピークとなる小さな山があります。そこから、一年に20~30人くらいずつゆるやかに減少していきます。
おおぐろの森小学校の北の学区です。東武線から江戸川まで、横に長いです。東武線初石駅、常磐自動車道と流山IC、スポーツフィールドなどがあります。小学校のすぐ横に西初石中学校があり、小中が連携して教育を行っているとか。
ちなみに、学校のすぐ近くには西初石小鳥の森もあります。ここ、すごくオススメです。こんな住宅街の中に、ちょっとしか歩いていないのに、この自然があるのはすごいと思いました。ぜひ行ってみてください。
流山北小学校
少しずつ減少していますが、推計値を上回る年が多いですね。減少の傾きが毎年遅れて行っているように見えます。この調子で横ばいになるといいですね。
三輪野山近隣公園と4号公園は、流山にしては大きめの公園だと感じました。先日見たときは小さな子供から中学生くらいの子供まで、たくさんの人が遊んでいました。
学区には三郷流山橋へと続く都市軸道路が通っています。そこまで値段は高くないですが、でも有料道路ということで通行量は流山橋と比べると…と感じました(どこに繋がるのか、もありますけどね)。来年開校する市野谷小学校の許可区域に一部が入っています。大通りを通る通学路になるのがポイントでしょうか。学区内に南部中学校があります。
南流山小学校
TX開通と木地区の土地区画整理事業による人口増加があるので、増加見込みが算出されています。今年(2023)の9月末に換地処分が行われました。南流山第二小学校が分離開校するので、今年の推計からそれを見込んだ数値になっています。
なぜ分離するのかは、児童数が増加し教室が不足するためです。南流山小学校の横に南流山中学校がありますが、ここの校舎が南流山第二小学校になります。学区は、小学校の教室数と住んでいる子どもの数を考慮しつつ、だいたい半分に分かれます。
[つまりは]
南流山小学校→南流山小学校
南流山中学校→南流山第二小学校
旧東洋学園大学流山キャンパス→南流山中学校
流山都市計画事業木地区一体型特定土地区画整理事業の全域が学区です。北は武蔵野線がだいたいの境です。松戸野田線沿いには商業施設が並んでいます。江戸川河川敷でサッカーや野球など、(田舎者のわたしからしたら)都会っぽい暮らしができそうです。
南流山第二小学校
先述したとおり、来年の4月に開校します。現南流山小学校の2~6年生も移動になる児童がたくさんいます。6年生もできれば一緒にいさせてあげたかったそうですが、教室が不足しているためこの決断になったそうです。
南流山小学校より北と東側がだいたいの学区になります。教室数の関係から、第二小学校のほうが児童は少なくなります。ただ、南流山小学校はこれ以上教室を増やせない(※)ので、これ以上この地区の児童が増えるならば、第二小学校を増築することになります。
(でも現南流山中学校、南流山小学校の校舎は築40年なので、あと10年くらいで改築の話が出てもおかしくないんですよね…)
現在は令和10年に向けて教室の整備を行っているので、まだ空き教室はありそうです。(おおぐろの森小学校の例からすると、部屋は教室用に整備していても、使われないならばロッカーや机などの整備は後回しにするらしいです。)
※流山市では、1小学校の最大の規模を48学級(6学年×8クラス+支援級)としています。これ以上増えると、学校の運営が厳しくなるそうです。小山小学校は溢れていますが、このままでピークを乗り切るようです。
さいごに
先日、南流山中学校の見学会に参加させていただきました。築40年ということで少し心配でしたが、とても綺麗でした。し、南流山中学校の歴史と愛着を感じられる、いい学校だと思いました。4月からこの学校に通って、さらに楽しい思い出を学校に残していってほしいなと思います。
Twitterでも書きましたが、南流山中学校職員、PTA、流山市の職員のみなさん、見学会ありがとうございました。引っ越し用の段ボール、改修工事のため明けた教室にあった備品の山、綺麗になった改修後の教室、とても忙しそうでした。おつかれさまです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
メリークリスマスです🎁
↓その3です。良ければどうぞ。↓