VOCAWORLD-07へ行ってきました
5月20日、台湾台北市内花博公園(EXPO DOME)で開催されましたボカロオンリーイベント「VOCAWORLD-07」へ行ってきました。
こちらのイベントは他のジャンル(アイマス、にじさんじENなど)のオンリーイベントがあって、合同イベント的な感じです。
合同イベント(Imagination Field 創集繪)の公式サイト:https://if.gjs.tw/circle-jp.html
VOCAWORLD-07の公式サイト:https://vocaworldevent.wixsite.com/vocaworld
そもそもVOCAWORLDは何?
VOCAWORLDは台湾のボカロオンリーイベントです。1回目は2012年、今回は7回目の開催となります。途中開催されなかった年もありましたが、コロナを経て去年からまた復活しました。
台湾のボカロ界隈においても知名度が高く、今になっても開催されているボカロオンリーイベントですから、台湾のボーマスだと勝手に思っています。
ちなみに、実は1回目の時クリプトンさんもCDをアニメイト経由で販売しに来たこともありました。
イベントの様子
開場前、すでに一般入場の列に大勢の方が並んでいる、と思いきや、サークル入場列はさらに長く並んでいて、うわっとなりました。
(若干サークル入場列の方がむしろ長い気もした)
開場後、あまりにも人が多くてちょっとびっくりしました。プロセカのおかげでボカロも台湾で大盛り上がりですね。実際プロセカグッズをカバンにつけている子もレイヤーさんもいらっしゃいました。
午後になっても当日券販売の列が長く、本当に来場者数が予想以上に多かったです。
日本からのサークルもいらっしゃいまして、ワンダフル☆オポチュニティ!のお二人も来てくださいました。そして完売おめでとうございます。
主催側もいろんな企画と特典を用意してくださって、そのうち一つがこちらのパスポート風スタンプラリーです。VOCAWORLD主催側、未来群像、そしてHM39が主催したボカロクラブイベント「VVE Go VOCAWORLD」の合同企画としての施策です。
VVE Go VOCAWORLDのチケットを予約するとこのパスポート風スタンプ台紙が手に入れられます。VOCAWORLD主催のところと未来群像のブースにそれぞれ入国スタンプを押してもらい、最後にVVE Go VOCAWORLDの入場口に提示すれば上陸許可シールを貼ってもらえます。さらに入場料金がさらに割引される、という面白い企画です。
未来群像の入国スタンプは、春夏秋冬ボカロP分類ゲームに参加すると手に入れられます。ボカロPの名前を付箋に書いて、春夏秋冬の四コーナーに一つ選んで貼る、というゲームです。
皆様が好きなボカロPと「このボカロPはこの季節にふさわしい」といった考え方を他の方に共有できる場として設けました。たくさんの付箋が貼られて未来群像のメンバーとしても嬉しく思いました。今後の企画の参考にもなると思います。
イベントはこうして大盛況の中で終えました。本当に素敵なイベントでした。
VVE Go VOCAWORLDの様子
その後会場すぐ近くに開催されたVVE Go VOCAWORLDにもちょっと開演前にぶらっと見にいきました。
親友のリカルド(LR163)さんが主催したイベントで、私の友人も多数出演しました。
あまりにも予約人数が多かったためイベント開催の数日前に締め切って、実際当日は当日券合わせて70人以上の方が来場したと聞いております。すごいですね。
実は配信も行なわれました。アーカイブは残っておりますのでもしよかったらぜひ。
最後に
今回のイベントにおいて私自身が関わっているものが意外と多く、未来群像とVVE Go Worldの企画にお手伝いするのだけでなく、ワンオポさんのブースでお手伝いもさせていただきました。そしてボーカロイドと私の台湾特別版(クリプトン伊藤博之社長の文章)の繁体字翻訳も担当いたしました(にゃんさんとMinさんも翻訳手伝ってくれました、ありがとうございました)。
2015年、8年前に開催されたVOCAWORLDは実は初めてのVOCAWORLDでした。その時にTwitterでワンオポさんに魯肉飯の発音を伝えて、当日は下手な日本語で「ルーローファンの人です」とワンオポさんに自己紹介した記憶がまだ鮮明に覚えております。まさかその8年後の2023年に、VOCAWORLDという場でワンオポさんのお手伝いができると思わなかったです。
そしてその時にお会いした日本から来た方々が、今でも仲良くしてくれていることに感謝しております。そのうち数人が今年のVOCAWORLDにもお越しくださって、本当に運命のように感じました。
もちろん自分がこのイベントにおいて全力を尽くしたのも嬉しく思いましたが、何より一番嬉しいのは、私よりも若い子たちが、この長く続けてきたボカロ文化を愛してくださっているのを直に感じられたことです。8年という長い時を経て、この文化がまだ台湾で盛り上がっていることに本当に嬉しく思います。
このVOCAWORLDというイベントが続けてくれること、そして台湾のクリエイティブがより盛り上がっていくことを心より願っております。