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性格や個性


誰にでも性格はあります。


指導者、生徒の関係も人間関係の一つになりますが、

人間関係である以上、お互いの性格というものは無視できない要素になってきます。


さて、〝お互い〟という表現をしました。

私は他の記事でも度々、生徒と向き合う ことを伝えてますので、なんとなく、生徒の性格を把握する と言うのは理解していただきやすいかと思います。

しかし、生徒の性格を理解する上でも自分と向き合う必要が必ずでてきます。



まずは自分と向き合いましょう。

自分の性格を知りましょう。

自分はどんな事を思ってどんな行動をしているのか。何が苦手で何を我慢しているのか。何が好きで何が嬉しいのか。何を恐れて何を願うのか。


そこにアンテナを張らないと、なかなか人の性格や個性に気付かないのです。

自分自身に気を配りましょう。

きっと気付くことがあるはずです。





ここで卓球とは関係ない例を挙げてみます。


電車でお年寄りの方に席を譲る人がいました。


その人は優しい性格なのでしょうか?

それとも真面目なのでしょうか?もしくは勇気があるのでしょうか?

(性格を一言であらわす事自体無理な話なのですが、あくまで例えです。)



人はどうしても、行動や数字など見える部分で人を判断しようとします。


簡単に見つかる答え で満足して、その奥を見ようとしないことが多いのです。


もしかしたらその席を譲った方は

とても人の目を気にする性格で、

周りから悪く思われたくない。もしくは、周りから良く見られたい。だから行動したのかもしれません。

可能性や要素はゼロではないのです。

(全員を疑えというつもりではないです!座って楽して欲しい一心で行動できる人もきっといます!)



つまり、

これは周りからみてわかる問題ではありません。


あなたがあなた自身と向き合えばよくわかると思います。

性格を知るなんて、本当に難しくて簡単な事ではないのです。

たぶん、何かはあるけど流動的で簡単には定まらないもの。

ましてや一言で言い表すことなんてできません。



あなたは印象や肩書き、人の噂で、その人の性格や個性を決めつけてはないでしょうか??


この人は運動神経がない

この人は人の話が聞けない

この人は人見知りをする

この人はネガティブ

この人はバックハンドが苦手



そんなことを言う第三者がいたとします。


それでも、あなたがその生徒達をどう見るかはあなた次第なのです。


周りの情報や肩書きに左右されて生徒達を見るより、

ちゃんと自分の力で向き合ってみましょう。

もしかしたら本当はそんなことないのかもしれませんし、

皆、光るものがどこかに隠れています。

行動や言動などは個性や性格に気付く手掛かりですが、きちんと見極めましょう。

性格に少しでも気付けたらそれを尊重しましょう。(性格そのものに良し悪しはないからです。)

自分自身のフィーリングは磨き続けなければいけないし、凝り固まる考え方は禁物です。






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