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2025.2.13 見直しのとき (旧1.16)

 これまで長きにわたり製作を続けてきたオルガニート・オルゴール製品ですが そろそろ見直す時期が来ているように感じています。 世の激変は凄まじく、“変えない” ことがモットーのオルゴール製作にもその波は容赦なく押し寄せています。 実際にムーブメントや木材を始めとする資材・部材の価格は狂気の領域とも言えるほど値上がりし、もはや定価を設定することが難しく、大トロではないですが “時価” で値段を設定せざるを得ないのではないか?? と思えるほどの狂乱状態です。 しかもそれは収まる気配どころか 一層エスカレートしてきています。 しかし私の思いとしてはオルゴールには一定の価値観というものがあり、それを大きく逸脱した値付けをしたりすれば 結果として商品として死んでしまいます。 もはやオルゴールは商品として成り立たない領域に踏み入れてしまったようです。 さてどうするか… ここは立ち止まってよく考えるようにしたいと思います。
 写真はいっかくじゅう座の散光星雲 NGC2264 コーン星雲という愛称で呼ばれています。 赤と青のコントラストがきれいです。 星の世界は一見すると恒久的に変化のない世界に見えますが、恐ろしく長い時間スパンでみれば おそらく地球地上の我々の世界と同じように激変の繰り返しだと思います。 星の神、銀河の神はそうした長いながい時間の中で活動されているのでしょう。 そこから我々人間世界をみたら 湧いては消えていく微生物を顕微鏡で観察しているかのようなものなのでしょう。 

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