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西銀座ダイヤモンドコース敗退
原因は体力不足と太り過ぎだろう。一応槍ヶ岳は登ったし3000m級の尾根歩きも出来た。しかしながら登山計画は途中撤退とせざるを得なかった。ここに諸事情を記録して反省としよう。
原因
体重が7kgオーバー
82kg~83kgくらいで入山したはず。下りて温泉入った時にほぼ80kgな79kg台だったので。雲取のテント泊ならギリギリ可能だけれども厳しいことが出来る体重ではない。北ア縦走するなら75kg以下でないと許容出来ない(数値は俺様調べ)。
テント山行による体作りが不足
雲取山を3回くらいやって体作りしておくべきだった。ランニングやスクワットはしていたものの、それでは必要な筋肉は付ききれない。山の筋力は山で付けるのが効率的。仕事が忙しくって休出繰り返していたのがアダになった。
経過
そんな状態で北アを歩いたら・・・
槍沢遡上中にバテる
上高地から梓川沿いに歩いている時は問題無かったのに、槍沢を登りだしたら徐々にペースダウン(コースタイム比)。槍沢上部では高低差100mに1時間掛けてしまうほどに体力を消耗。宿泊は槍ヶ岳山荘でテント泊のつもりであったが、(目前に見える距離にも関わらず)そこまで行くのが無理になっており殺生ヒュッテでテント泊。
筋肉疲労によってパフォーマンス低下
翌日槍ヶ岳から稜線を歩いたが、筋肉痛と筋肉疲労が抜けておらずペースが上がらない。時間が経つごとに昨日の槍沢上部で100mにつき1時間掛けた肉体状況に近づいて行く。2日目は双六小屋を越えて黒部五郎小屋に行く計画であったが、双六小屋到着時点(12:00頃)で危険と判断し双六小屋で幕営、回復次第では翌日下山を腹に決めた(回復せず下山)。
他に
降雨
2日目夜に雨が降ったのも諦める要因となった。体力に自信がないのに、その上で天候悪いなんて危険。さらに雨でテントが重くなっていることもパフォーマンスが落ちた私には追い討ち。
雨具のシームテープ剥げ
3日目は雨の中を下山開始したのだけれども、異様に身体が濡れた気がした。汗なのか雨が染み込んだのか。雨具のシームテープが経年劣化で剥げまくっているのが原因とも思える。
炭水化物ばかりの食事
炭水化物ばかりの食事も回復が遅かった原因の一つかもしれない。今回はアルファ米とお菓子ばかりの食料を持っていた。経験的に極度の筋肉疲労時ではタンパク質の摂取が体力回復に有効な印象がある。あれほど疲労したのだから炭水化物だけではダメだったのかも。
以上