【ビジネス日本語入門】電話で言ってしまいがちな表現1
日本語ネイティブでない方が、日本語を勉強をしはじめて、
混乱するポイントは沢山あります。
ビジネスシーンでは、日本語ネィティブの日本人でも表現を学ばないと受け答えができません。
今日は
電話で言ってしまいがちな表現
について、一緒に確認していきましょう。
では、早速、フレーズをみてみましょう。
(A)もしもし
(B)○○です。
(C)こんにちは
(D)いますか?
(E)ちょっと待ってください!
(F)いま、いません。
(G)どうしますか?
これらの表現を電話で使っていませんか?
日常会話であれば、ほとんど問題がないと思います。
ですが、ビジネスでの電話応対の場合には、
これらの表現は基本的に使いませんし、
使うと、あなたご自身や会社の印象が悪くなると思います。
では、(A)~(G)まで、どういう表現にすればいいでしょうか?
(どうして?ではなく、基本丸暗記してしまいましょう!
意味を考えるのはその後で)
(A)もしもし
⇒✖(「もしもし」は使いません)
では、どのように受電した際に、
答えればいいのでしょうか?
会社によって受け方が違いますので、確認してみましょう。
(例1)お電話ありがとうございます。A社の○○でございます。
(例2)はい、A社でございます。
(B)○○です。
⇒○○でございます。
(C)こんにちは
⇒お世話になっております。
(D)いますか?
⇒いらっしゃいますか?
(E)ちょっと待ってください!
⇒少々お待ちいただけますでしょうか?
(F)いま、いません。
⇒席をはずしております。
(G)どうしますか?
⇒いかがいたしましょうか?
ということで、
ビジネスの電話応対は、緊張すると思いますが、
基本丸暗記で回数をこなせば、
慣れて抵抗なく取れるようになります。
また、相手の組織名や名前、日時、要件などは必ずメモに取り、
聞き漏れてないかを確認しながら応対しましょう。
習うより慣れろ!
早く慣れてしまいましょう。
では。また。
(宿題)以下の例文を実際に電話をしているつもりで、話してみましょう!(文章は見ないで話してみましょう)
・お電話ありがとうございます。
○○社の(あなたの名前)でございます。
・いつも、お世話になっております。
・少々お待ちいただけますでしょうか?
・○○は、席をはずしております。
・いかがいたしましょうか?