足るを知るの意味
足るを知る
の意味ですが、
調べると
老子のことばに、
「足るを知る者は富む」
というものがあるそうで
そこかららしいのですが
使われている意味合いが違う気がします。
「足るを知る」という表現は、
お金儲けに執着している人に、
「足るを知りなさい!」的な、
たしなめるようなニュアンスであったり、
「欲を捨て、現状に満足しなさい!」
我欲を慎め!欲張るな!的な
感じで使われている印象です。
ですが、
もともとの老子の
「足るを知る(者は富む)」
の後半の(者は富む)が付くと、
意味合いがかなり違う気がします。
これは、言い換えれば、
富める者になりたいなら、足るを知るでいなさい!
という意味で、
ようするに、
「引き寄せの法則」そのものだという理解です
(すげぇな、さすが、老子!)
ご存じのように、
引き寄せの法則を使って富を目指す場合は、
豊かな目標を据えて行動するのでは
真逆の逆引き寄せ状態になっています。
これは、通常、会社の業績目標などの計画の立て方になりますが、
引き寄せの法則を完全に無視した真逆のアプローチをしていて、
いばらの道になり、
目標達成は困難になるはずです。
それでも、頑張って目標達成されているところもあるので、
それがダメと言っているわけではなく、
あくまで、引き寄せの法則とは全く違うアプローチで行動されている
という説明でした。
脱線してしまいましたが、
引き寄せの法則で、富める者になるには、
いまこの瞬間から富が豊かなものになるだけです。
そこで、現実を見て実際に無い!とか叶ってない!とか
判断した段階でその状態を引き寄せる訳です。
ではどうするか、
現実を見て貧乏で富みと呼べない状況であっても
豊かで幸せな状態をイメージして、生活することです。
仮に、現時点でイメージする富豪からは遠い状態だったとしても、
豊かな時間の使い方は、すぐにできます。
たとえば、
目を閉じて、深呼吸をして、
⇒ 何もしていないで生きられるこの瞬間に感謝してみましょう。
コップに水を入れて、ひと口ひと口飲みながら、
⇒ きれいな水が飲める(飲めない人が沢山いる中で)ことに感謝しましょう。
たとえ、安くて粗末な食事であっても、
⇒ お金を心配せずに、おいしくいただける豊かな人生に感謝しましょう。
ぜんぜん、著名人とのつながりがなくても、
⇒ パートナーや、親やら、親戚やら、近所の人やら言葉を交わせる人がいることに感謝しましょう。
お金が沢山あったとしても、大きな借金をして、返済に追われていて、落ち着けない生活もあります。
比べる話ではありませんが、
⇒ そんな大きな借金も無く、返済する必要もない状態であれば、その状態に感謝しましょう。
ようするに、
いま現時点で、しあわせに生きていることに感謝する。
それが、できるかできないかは、
己の考え方、
ものごとの見方、
評価の仕方次第、
じぶん次第です。
逆にいえば、
見方に柔軟性を欠いて、
こういう方法でお金持ちにならない限り、私は成功していない!とか
気合を入れてしまっていると・・・
一見遠回りや、無関係に見える、富への近道が、
まったく見えないことになるわけです。
実現方法を狭い思考で決めつけて、
それに固執していると、
成功を遠ざけ、
逆引き寄せ(出だしが、欠乏の状態でスタートして、欠乏の状態を引き寄せる)になります。
おめでとうございます!
あなたは、もともとリッチな方です。
それを忘れて、
自分で自分に制限をかけて、
豊かな富を手に入れてはいけないと、
潜在意識に言い聞かせた状態で、
お金を得るには?
どうやったら年収が増えるか?
と考えているわけです。
そんなことをずーっと、やっていました。
それに、
目標を持たずに、うまくいく!
などということは、
いままで、具体的かつ詳細な計画と目標を持て
というのが常識であったので、
そういう状態にするのは、
困難
かつ、
恐怖
もあると思います。