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4月の光に愛をうたう


ジェノ〜!お誕生日おめでとうございます。

やはりポエマーオタクとして、こんな日には言葉を書き出して、ネットの海に流しておこうと思いました。ボトルメッセージのようにただよったこの文字たちがいつかの私に暖かく幸せな春の空気を思い出させますように。


暖かく微笑むジェノが好き。愛しく感じるものを見ては柔らかく微笑む姿が好き。連れ添ったメンバーたちを見る視線が、ふとした瞬間にすぐ差しだされる優しさが好き。
優しさが生まれるのって「その人に対して無関心だから」というのと「その人に対して尽くしてあげようという愛情があるから」というような理由がある気がしている。
ジェノは、正直誰にもあまり関心をもっていないような気もしてくるし、色んな人に愛情をあげようとしてる人にも思える。でもなんだか、ジェノの優しさって「その人」を見て、考えられた優しさだと思う。
例えばロンジュンのためにプレゼントを選びに行った日の話であったり、自分も買うものがあるのにも関わらずチソンがメガネを買う様子を待っていてくれた話だったり、ヘチャンの休止時は1人にならないようにと気を遣う姿だったり、ドヨンが漢川にエギたちを連れて行った時の話だったり。受け取った本人からもしかしたら、当たり前かのようにうけとってしまいそうな、でも後々すごくありがたいと感じるような、些細な気遣いができる人のような気がする。それらをサッと考えて行動できる人だと思う。私は1ファンなのでそれらを与えられるというより人に与えているところを遠くから見ている人であるので、分からないことも多いけど…。こちらから見てもわかるようなほどあたたかい気遣いは自分も見習わないとと背筋が伸びるし、周りへの観察を欠かさない人なのだなと、感じる。職業柄、観察を常にしなさいと言われているので…本当にその観察眼もそこから必要なことを把握する力もすごく長けていることにときめいてしまう。

 
そんな穏やかな彼のパフォーマンスが一番好き。定期的に言論で議論が起こったりしても、高句麗オンニが現れても(元気かな)彼への気持ちが揺るがないのはやはり彼のパフォーマンスが好きだから。力強く風を切る手脚は何度見たって、飽きない。
例えば清涼感のあるwe go upやTTF、力強さを見せるboomやhot source。可愛らしさを押し出したchewing gumや yogurt shake。どの曲のダンスもハッキリとカラーが違うように感じる。この時はこうというように彼の中で表現の使い分けできるというのは、きっと彼の中の解釈がきちんとされた状態で尚且つ、整理された状態であることが見て取れると思う。そこが好きだ。

NCTに対してもそうだけど、好きな気持ちを深掘りしていくと自分の実体験がでてくる。
クラシックをやっていた時に「表現を使い分ける力が乏しい」ということをかなり言われてきた。当時レッスンを受けていた先生にも、公開レッスンの時の初対面の講師も、コンクールのたびに渡される講評用紙にも。
解釈を自分の中に落とし込み、その解釈がどうすれば伝わるのかを考える、そして生まれた考えを自己の表現にどう入れていくか、入れたものを癖付けていくか。
この作業が私は苦手だった。自分の作り出した解釈を与えられた場面で表現していくことが自分にとって難しかった。
些細な視線の揺れや声色、表情、全てをラジオから音がクリアに流れる局を探るように、ミリ単位で合わせていく作業が苦手だったし、うまくできなかった。できればあまりやりたくなかった。もしかしたら、自分と向き合う時間が苦手だったのかもしれない。と今になってぼんやりと思う。

ジェノもきっと、どうやったらいいのかと沢山悩んだだろうと思う。練習室で迷宮入りした日もきっとあるはずだ。その時間に、努力に、おもいを馳せてみた時、私にとって、もっと輝いて見える。私がうまくできなかったものを簡単にやって見せて、これは努力じゃなくて天性のものかもしれないと感じさせてくれるまでの余裕さえ見える。それも好きだ。
彼は私が得られなかったもの、欲しかったものを持っている。羨望は時に更なる輝きを与える。結局はきっと彼への好意は羨望に戻ってくる。

でも彼が持っているものは彼が血の滲むような努力をして得たものだと、分かっているつもりだ。分かっているからこそ、もっと輝きを見つけられる気がする。好きでいられる気がする。


「リーダーはマーク、キャプテンはジェノ」と感じているところがある。マークはリーダーとしてメンバーのメンタルであったりチームであったりを支えてるイメージがあるが、パフォーマンスでアクセルをかける、士気を高めるキャプテン的な存在がジェノだと思う。結局これはパフォーマンスが好きという面に繋がっていく話であると思うけど。
彼のフィジカルの強さが作る動きの大きさであったり、シルエットの美しさはセンターに立った時に圧倒的な華を作る。パフォーマンスに勢いをつけていくし、その姿は会場のボルテージを一気に上げていく。パフォーマンスでのジェノの存在は、こちらの興奮も、パフォーマンスの士気もあげていく起爆剤のような存在であると思う。踊る彼は何よりも輝きを放つ存在である。


もちろん、ジェノのビジュアルも好き…。コンビニのおにぎりかと思うくらい小さな顔に詰め込まれたパーツたちは自分と同じ人間なのかと考えてしまうくらいかわいい。少し垂れた目尻を持った優しそうな目も、常にきゅっと上がった口角を持つ形の綺麗な唇も、どれをとっても品が良く美しい。私がもし芸術家なら彼の絵を飽きずに何枚も、何枚も描いてはそれを愛おしく思いながら飾ったと思う。
初めて顔を近くで見た日、人の顔って光るんだな〜…と思ったくらい白くて、なんだか光っていた。
凄まじいスケジュールをこなしてるとは思えないほどつるんとした頬は、何を使っているのかなと考えてしまうほど。本当にあの…スキンケアからメイクアップで何を使っているか本当に気になるから、ジェノも、メイクさんもみんな情報を出して欲しい。お金だすし…。
正面から見ても横から見ても、どこから見たって彫刻みたいで綺麗な顔の中で、もちろん笑った表情が好き。笑うと目尻がもっときゅっと下がって、一気に顔の雰囲気が柔らかくなる。暖かな雰囲気を持つその笑顔はまさに多幸感の象徴。幸せそうなその表情の対比として、少し顔を伏せた時にまつ毛の影が顔にかかる時もすごく好き。白い頬に長いまつ毛の影が落ちる時、一気に儚く見える。そういう憂いを含んだ表情も綺麗だからこそ、ふわっと笑った時の可愛らしさが際立つのかな。えーん、でもやっぱり全部スキー!あとジェノ、笑った時に肩がくっと上がるの、超好き。多分なんでも、好き。


さいごに、暖かな春の日にやってきたジェノのこれからが明るくて幸せであるように、いつだって願っています。
私も私の人生があるのでいつまで応援しているか正直分からないけれど、遠いいつかの私が今を振り返った時、舞台で輝くジェノの姿は私の記憶を、春のキラキラとした日差しのように、暖かな陽をうけてそっと開いた花のように、明るく彩ってくれるはずです。

今日はきみを好きな人達が、いつも以上あたたかな言葉をきみにあげる日。素敵なものをたくさん見て少しでも穏やかな心になるといいな。
きみはみんなにとって、いとおしいひとだということを実感する日になりますように。
お誕生日おめでとう。
貴方の迎える朝がいつも穏やかで美しいものであることを願って。

2024.4.23


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