アメリカ英語(General American)(略GA)の発音全般を簡潔に、確実に、そして まとめて習得するには、まず初めに、GAを話している人たちが舌をどのような状態にしておいて発音しているのかを知ることです。
アメリカ英語(GA)を話す人たちは、舌をどのような状態にして発音しているのでしょうか。 そしてその発音は、日本人の英語の発音とは どのように違っているのでしょうか。 このようなことを知ることで、英語の発音がぐぅ―ッと身近なものになってきます。
❈この記事は長いですが、お読みになると あなたのこれまでの英語の発音に対する考え方が根本から変わるかも知れません。英語の発音に興味がおありの方は、ぜひ最後までお読みください。
記事の最後に、ティ―ティ―イングリッシュクラブの『発音講座』についての お知らせがあります。
🔵 GAの発音には、日本語の発音とは違った幾つかの明確な特徴があります。それらの特徴には、🔺⑴呼気の強さが違っている。🔺⑵音声の響き(=声の質)が違っている。🔺⑶子音が連続していることが多い。🔺⑷頻繁に音声が変化する。🔺⑸日本人には、“ア”のように聞こえる母音が多い。🔺⑹音声が鼻音化している。🔺⑺明確な強弱のリズムがある、等があります。
これまでの日本人の英語の発音習得の方法は、小出しにされた個別のノウハウに沿って、かなりの時間をかけながら、一つひとつ身に付けていくのが常道でした。例えば、個々の発音については、この音は喉の奥から出しなさいとか、これは舌を後ろに引いて発音してくださいとか、いちいち面倒なことを言われながら習得しなければなりませんでした。なぜなら、舌に力を込めずに発音する日本語を話すときの舌の状態での発音の習得を前提に発音指導が行われていたからです。
さらに、英語の発音全般に対しては、呼気を強くしないといけないと言われて腹式呼吸をやってみたり、喉発音をすれば英語の音声のようになると言われると、低音で喉発音をやってみたりという具合に行われてきました。
🔶トピックス🔶 以前、アメリカのロサンゼルスタイムズは、『韓国社会の英語早期教育が過熱しており、「英語の発音を良くする」として、5歳未満の幼児の「舌と口腔底をつなぐ部分」(舌小帯)を1〜2ミリ切開する手術が広まっている』と報じました。
英語の発音が苦手だからといって、ここまでする必要はないと思いますが、発音ができるようになれば、英語の学習意欲が高まり、英語のコミュニケーションが楽しくなるのは間違いないようです。
❈ティ―ティ―イングリッシュクラブには、『英語舌』という最高のコスパ、最速のタイパ、そして最高級のバリューパフォーマンスで、確実に、正確に、そして まとめてGAの発音を体得できるノウハウがあります。
ティ―ティ―イングリッシュクラブでは、日本人が英語の発音ができない原因を突き止めるために、長年GAの発音を深掘り調査してきました。そして、その結果として、私たち日本人が英語の発音ができない最大の原因が “舌”にあることを突き止めました。
舌の状況を表す言葉には、「舌の位置」、「舌の形状」、そして 「舌の状態」というものがあります。舌の位置や形状については、英語学習者に説明するまでもなく、皆さんご存じだと思いますが、舌の状態とはどういうことなのか、あまり使われない言葉なので、少し説明を付け加えておきます。
舌の状態とは、舌に力が込められているか、込められていないか、込められているのなら、それは どの程度の力なのかということです。つまり、舌の状態とは、舌の緊張の度合ということなのです。
これまで、発音の習得時に舌の位置や形状に焦点が当たることがあっても、舌の状態については日本の英語学習者は、まったく無関心でした。舌の状態は、舌の位置や形状と違って目に見えるものではありません。そのため、舌の状態は、英語学習者の発音習得に際し、最も重要な事柄であるにもかかわらず、舌の位置や形状の陰に隠れてしまっていて、これまで光のあたる場所に現れることがありませんでした。
当クラブがGAの発音を深掘りして調査した結果、舌の後部(奥部)を高く盛り上げておいて発音すれば、その音声にはGAの音声の特徴 (呼気の強さ、音声の響き、音声変化、音声の鼻音化、ア系母音の区別等々) が、すべて自然に現れることが判明したのです。つまり、舌をGAを話す人たちが英語を話しているときと同じ状態にしておいて発音するということです。
「なぁんだ、アメリカ英語の発音って、そんなに簡単なことだったのか」と思われるかも知れませんが、舌の状態をGAを話す人たちと同じ状態にするには、幾つもの段階があるのです。ただ、そのコツが分かれば、GAの発音は本当に簡単に身に付くのです。(舌を緊張させることなく、単に舌の位置を高くしても、英語ネイティブの人たちと同じような音声を出すことはできません)
正確に舌の後部を高く盛り上げておいて発音すれば、GAの音声の特徴が身に付くだけでなく、英語学習者にとって、さらに嬉しいことがあります。それは、日本語のすべての発音の調音位置が、自動的にGAの発音の調音位置に移動するということです。
調音位置が移動するということがどういうことかと言いますと、これまで英語の/i/の発音は、日本語のイとエの中間の音だと言われていました。それが、『英語舌』(=英語の発音のホームポジション) にしておいて発音すれば、日本語の発音の調音位置が自動的にGAの発音の調音位置に移動するため、日本語の感覚で
“イ”と発音しても、それが自動的に英語の/i/の発音になっているというわけです。つまり『英語舌』の状態にしておけば、日本語の感覚で“イ”と発音しても、“イ”の発音の調音位置が、自然に英語の/i/の発音の調音位置に移動しているため、/i/の発音になるということです。
また、日本語のハ行(ハヒフヘホ)の発音の調音位置は、『日本語舌』の発音では ハヘホ(/h/) と ヒ(/ç/) と フ(/Φ/) の3箇所に分かれます。それが、『英語舌』で発音すると ha, hi, hu, he, ho の/h/の調音位置は、hiもhuも、ha, he, ho と同じ/h/の調音位置に移動するのです。
舌を『英語舌』の状態にしておいて発音すると、GAの発音を、簡潔に、確実に、そして まとめて習得できるということは、上記のように日本語の調音位置が、自動的にGAの発音の調音位置に移動するということを表しているのです。
❈ なお f, v, や θ, ð のように、上の前歯と下唇の間から呼気を出す音や、上の前歯の下部と舌先の間から呼気を出すような音は、そもそも日本語には対象となる発音の構え、あるいは対象に近い発音が無いため、別途 学習する必要があります。
『英語舌』にしておいて発音すれば、音声的な変化だけでなく、身体的な変化も現れてきます。『英語舌』の状態にすることで、自然に腹筋にも力が加わります。
🟦イギリス英語とアメリカ英語では、舌への力の込め具合が違っています。
これまで日本人は、英語の発音を『日本語舌』の状態のままで身に付けようとしていたため、発音の習得は、かなり遠回りすることを余儀なくされていました。しかしながら、『英語舌』という、日本語の個々の発音が英語の発音全体にダイレクトに繋がる方法が見いだされたことで、これまで簡単にはたどり着けなかったアメリカ英語の発音が、一気に身近なものになったのです。
アメリカ英語(=GA)の発音のすべての特徴を、簡潔に、確実に、そして 一気にまとめて習得できる『英語舌』は、ティ―ティ―イングリッシュクラブ独自のノウハウです。
以下で、GAの発音を身に付けたいと思っている英語学習者に、この『英語舌』のノウハウの一部を要約してお伝えします。
GAの発音の主な特徴は、上記の🔺で記述した7種類があります。
🔹その7種類の中で、日本の英語学習者に最もよく知られているのが、呼気の強さが違っている、ということではないでしょうか。
🔺⑴呼気の強さについて__私たち日本人は、日本語を話すとき、ほとんど舌に力を込めることはありません。そのため、ほぼすべての音素を舌の位置が低い状態で発音しています。
上の発音図は、日本語の❲ア❳を発音するときの舌の状態を表したものです。この舌の状態、つまり、この発音の構えのことをティ―ティ―イングリッシュクラブでは、『日本語の発音のホームポジション』、または、『日本語舌』と言っています。なぜ、上の図の発音の構えを『日本語の発音のホームポジション』 または、『日本語舌』のように言うのかと言いますと、この発音の構えが日本語の発音の起点になっているからです。
🟥上の左の図は、口を閉じ、黙っているときの舌の断面図です。舌は、上あごにベッタリとくっついています。右の図は、『日本語の発音のホームポジション』です。
一方、General American(一般アメリカ英語)を母語とする人が、口を閉じた(下の左図の)状態から何かを話そうとすると、意識しなくても 反射的に舌に力が加わり、一瞬のうちに舌の後部が下の右図のように高く盛り上がります。
🟥上の左図は、口を閉じ黙っているときの舌の断面図です。上の右図は、『アメリカ英語の発音時のホームポジション』です。 これがアメリカ英語の発音の起点となる構えということです。ティ―ティ―イングリッシュクラブでは、この舌の状態のことを『英語舌』と言っています。
このこと、つまり舌の状態を『アメリカ英語の発音時のホームポジション』の構えにすることが、GAの発音を簡潔に、確実に、そして まとめて習得するための絶対的条件であるということです。
さて、日本語とGAの呼気の強さの違いについての説明ですが、下の日本語の発音のホームポジションのときの発音図&正面図(左)と、その下のアメリカ英語の発音のホームポジションのときの発音図&正面図(右)をよく見比べてください。
🟥 発音図と正面図はどちらも同じ舌の状態を表したものですが、発音図は舌の状態を顔の左側面から見たときの断面で表しています。 一方の正面図は、口を大きく開けておいて顔の正面から見た舌の状態を表しています。日本語の発音図では、舌と上あごとの間が広くなっています。正面図では、舌の左右の両端と上の左右の奥歯との間が広くなっています。
ところが、GAの発音図を見ると、舌の後部と上あごの奥部との間が、かなり狭くなっています。隣の正面図を見ると、舌の後部の左右の両端が、上の左右の奥歯に当たっています。つまり、舌の後部と上あごの後部の軟口蓋との間が、かなり狭くなっているということです。
GAを話している人たちの呼気の勢いが強いのは、この、舌と軟口蓋の間が狭くなっているからなのです。彼らは呼気の通り道である舌と上あごの後部の軟口蓋との間を狭くしておいて、そこを通過する呼気を強くしているのです。同じ量の呼気を吐き出せば、当然 狭くなっている箇所は勢いよく通過することになります。(下図参照)
一方、舌と上あごの奥部の間が広い状態で発音する日本語のような言語は、呼気がダダ漏れの状態になるため、強い呼気を出すことができないのです。呼気の総量は、日本人もアメリカ人も大して違っていないのです。
🟥実証⑴ 呼気の強さ
口の前に手のひらを立て(上図参照)、日本語舌の状態で、シャ、シ、シュ、シエ、シヨと発音したときの呼気の強さと、(アメリカ)英語舌で同じくシャ、シ、シュ、シエ、シヨと発音したときの呼気の強さの違いを確認してください。
呼気の強さの違いを感じることができなかった場合は、手のひらをもっと口に近づけておいて、もう一度やってみてください。それでも、呼気の強さの違いが確認できない場合は、舌の後部の盛り上がり具合が小さいからだと思います。呼気を強くするには、舌の後部をシッカリと高く盛り上げることが重要です。
🔹呼気の強さに続いては、音声の響きです。
🔺⑵音声の響きについて__私たち日本人の音声は、英語ネイティブの人たちの音声に比べると、あまり響きません。これは日本人だけでなく東洋人にも共通しています。
何故、東洋人の音声は響く度合が低いのかと言いますと、ここでも先ほどの呼気の場合と同じように、舌と上あごの間の広さが影響しているのです。
イギリス人や、ヨーロッパの大陸側人たちは、舌の後部と上あごの後部の軟口蓋の間を狭くしておいて英語を話します。そのため、彼らの英語の発音はよく響きます。
下図は、舌の後部を高く盛り上げ、舌と軟口蓋の間を狭くしている状態の発音図です。英語発祥の地のイギリス人やヨーロッパの人たちは、発声時に下図のピンクの部分の舌や軟口蓋の表面を、そこを通過する音声で振動させています。その振動が彼らの音声を共鳴させているのです。(下図参照)
しかしながら、私たち日本人が発する音声は、舌全体の位置が低く音声の通り道が広いため、音声の通り道を狭くしている英語ネイティブの人たちと比べると、口から出ていく音声はダダ漏れのような感じで勢いがありません。そのため、英語ネイティブの人たちのように舌や軟口蓋等の表面を振動させることができないのです。振動がなければ、音声は響かないのです。(下図参照)
🟥実証⑵ 音声の響き
日本語舌の状態で、“ノゥ”と言ったときと、(アメリカ)英語舌で “ノゥ“と言ったときの音声の響きの度合を比べてください。シッカリとGAの英語舌にしておいて発音すれば、同じ“ノゥ” でも日本語舌で発音した場合とは、明らかに声の質が違っていることが確認できます。
🔹子音を連続して発音するのも、日本語には無い発音の仕方なので気になるところです。
🔺⑶子音連続(子音結合)の発音について__私たち日本人は、英語の子音の発音、特に子音が連続している場合、子音と子音の間や子音の後に余分な母音を付けてしまうことが多々あります。
このようなことをを防ぐには、単音発音を続けるのではなく、“複合発音”をすればいいのです。複合発音とは、子音が連続している場合、最初の子音よりも、次の子音の発音の構えを先にしておいて、最初の子音を発音するというものです。こうすることで、二つの子音を続けて素早く発音できるというわけです。
上記の発音図の流れは、早口で話す英語ネイティブの人たちが実践している方法ですが、彼らは子音と子音の間にある強勢のない母音も、その母音を省略するために複合発音を実践しています。
しかしながら、英語ネイティブの人たちは、この状況を上手く説明することができないのです。何故なら幼い頃に自然に身に付けたものなので、実践しているにもかかわらず、当たり前すぎて、この現象を認識していないからです。この複合発音は、連続している子音を素早く発音するのに絶大な効果がありますが、日本人にとっては、子音と子音の間に余計な母音を入れないようにするためにも、非常に有効な方法ではないでしょうか。
🟥実証⑶子音の連続(子音結合)
beleaveは、bとlの間にあるeを省略して発音します。 つまり、/b/の発音の構えと/l/の発音の構えとを合体させて複合発音するということです。
cottonは、tとnの間にあるoを省略して発音します。ここでは、tとnを合体させて複合発音します。このときのtの発音は閉鎖音と言われています。閉鎖音というのは、発音の構えはするけれど、構えだけで実際には発音しない(破裂させない)ということです。そのため、cottonの発音は、/kʌtn/のように表記されていますが、実際には/t/は、舌先を歯茎につけたままで次のnを発音します。
🔹学習者にとって、音声変化も難しいです。
🔺⑷音声変化について__私たち日本人にとって、音声変化は二種類あります。
1つは、音声変化を意識して発音するもの。もう1つは、意識しなくても自然に変化するものです。
ここでは、発音を意識しなくても、自然に変化するものについて説明します。
例えば、partyとかwaterの発音は、 /pɑɚdi/とか/wɑdɚ/のように、 t の発音が d のようになったり、trainや troubleの t や meet youの t が/tʃ/のようになるのは、決してルール等ではなく自然な発音現象なのです。
実際、舌の後部が目一杯高く盛り上がるようにしておいて、上記の語句を発音してみると、自然に音が変化することが実感できます。
🟥実証⑷音声変化
母音と母音に挟まれたtは、dのように発音すると言われることがあります。実際、waterやpartyの発音は、私たちには/wɑdɚ/や/pɑrdi/のように聞こえます。これらは、/wɑ/や/pɑr/のところに強勢があるため、tは弱く発音されるから変化するのであって、単に母音と母音に挟まれているということではありません。強勢のある強い母音と強勢の無い弱い母音に挟まれているからです。これらの発音の変化をルールだと言う人がいますが、これらの音の変化はルールではなく、自然な音の変化なのです。実際にアメリカ英語舌でwsterやpartyを発音してみると、確かに/t/が/d/に自然に変化することが分かります。ちなみに、hotelとかOHTANI等のtは、直後の母音に強勢があるため、dの音にはならず、/t/の音になっています。
🔶トピックス🔶 東京と京都について 私たち日本人は、東京を“トーキョー”のように言い、京都を“キョート ”のように言います。新幹線で東京駅に着くと“トーキョ〜” 、“トーキョ〜”というアナウンスがあって、それが、(私には)すごく のどかに聞こえます。
GAを話す人たちがTOKYOとKYOTOを発音すると、私たちには tokioとか kiyoroのように聞こえます。どうして、トウキョウとかキョウトのように言えないのでしょうか。
私たちも、GAの人たちと同じように『英語舌』にしておいて、TOKYOとKYOTOを発音すればtokiyoとか kyouroのような発音にはなりますが、 tokioとか kiyoroのようになりせんでした。
そこで、今度は思いっきり力を込めた『英語舌』にしておいて、東京と京都を発音してみると、GAを話す人たちと同じようにtokioやkiyoroのような発音になりました。ということは、彼らは、わざと tokio とか kiyoro のように言っているのではなく、普通に発音しているのだけれど、自然に発音が変化しているということではないでしょうか。
🔹英語舌で発音すれば簡単に習得できる発音も、日本語舌では習得が難しい…
🔺⑸日本人には “ア” のように聞こえる英語の /ə//ʌ//a//æ//ɑ//ɚ/の発音について__ このア系母音(ə,ʌ,a,æ,ɑ,ɚ)は、『日本語舌』では明確に区別して発音するには、かなりの努力が必要です。
ところが、舌の状態を英語舌、 特に『アメリカ英語舌』の状態にしておいて発音してみると、口の開き具合や音声に強弱をつけることで、これらのア系母音を明確に区別して発音できるようになります。
『アメリカ英語舌』とは、口蓋垂(いわゆるノドチンコ)が常に下がったままで、すべての音素を発音するときの舌の状態のことです。これはアメリカ英語(GA)の発音の特徴の1つです。
🔹アメリカ英語の音声が、鼻音(m.n.ŋ)以外の音声も鼻音化しているのは、GAを話す人たちが、常に n, m, ŋ を発音するときと同じように口蓋垂が下がった状態のままで発音しているからです。
🔺⑹アメリカ英語(General American)の音声の鼻音化について__⑸でも少し触れましたが、アメリカ英語(GA)を話す人たちは、常に口蓋垂が下がった状態で英語を話します。
通常、口蓋垂は軟口蓋の先端からダラ~ンと垂れ下がっています。鼻音の n や m それに ŋ を発音するときも垂れ下がっています。ところが、鼻音以外の子音や母音の発音時には、ダラ~ンとしていた口蓋垂は、突然ピリッとした感じで跳ね上がって、口腔から鼻腔への通路を塞いでしまいます。(下図参照)
アメリカ英語では、常に口蓋垂が下がったままの状態で発音するので、当然 音声は鼻音化します。
🔹英語の発音のリズムを身に付けるには、英語ネイティブの発音のリズムを何度も繰り返し聴き、それを真似して発音すればいいのです。
🔺⑺英語の強弱のリズムについて__
英語のリズムは、身に付けたい英語の文章を、GAを話すネイティブの音声で、何度も繰り返し聴くことで、自然に身に付いてきます。
🟦ここまで、日本語舌と(アメリカ)英語舌の違い、そして実践的な発音の習得の仕方について、簡潔に書きとめ、英語舌でアメリカ英語の発音を習得することのメリットを記述してきました。
ここからは、別の面から見た英語舌のメリットについて簡単に説明いたします。
🪴⑴英語舌で発音を習得すると、習得までの期間が、従来の10分の1から20分の1くらいに短縮できる。
🪴⑵何十万円もかかっていた発音習得の費用が、3〜4万円くらいで発音全般が習得できるようになる。
🪴⑶発音全般を習得するまでに要する日数(時間)が、50分の1〜10分の1くらいに短縮される。
🪴⑷これまでの日本語舌を基準とした発音習得は、真似する対象がたくさんあったが、英語舌では真似する対象は、わずかしか無い。だから、容易に習得できる。
🪴⑸発音の上達が実感できるので、内面から学習意欲が湧いてくる。
🪴⑹これまでの発音の習得は、折角、多額の費用と多くの日数をかけて身に付けても、しばらく発音しないでいると発音の仕方を忘れてしまうことがあったが、英語舌で身に付けた発音は、発音の仕方を忘れることがない。なぜなら、単に舌の状態を変えるだけなのだから。
🪴⑺英語舌で発音を身に付けると、発音指導が容易になる。以上のようなメリットがあります。
舌の状態を、GAの発音のホームポジション(=アメリカ英語舌)にする方法は、7種類あります。
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🟩講座は、🔺初回が”英語舌“と”13種類の基本母音“、🔺2回目が”L&R“と”子音“、🔺3回目が”音声変化“と”英語のリズム“、🔺ラストの4回目は、”復習“と”テスト“を予定しています。
🟩受講料の振込先は、三井住友銀行 東加古川支店 口座名 ティ―ティ―イングリッシュクラブ 口座番号 普通 4655126 です。
受講料は、受講の日時が決まってから、お振込みください。振込手数料はご負担ください。
🟩「英語舌発音講座」についてのお問い合わせは、このnoteのコメント欄、または下記のメールアドレス宛にてお受けいたします。
🟩メールアドレス ttenglishclub2020@gmail.com
🟩お申し込みは、住所、氏名、電話番号、それにメールアドレスと共に、受講希望日時(4回分)を明記の上、上記のメールアドレス宛にてお申し込みください。
以上です。