「Eカナ記号」でアメリカ英語の発音を表記する(④)
今回のEカナ記号は、子音を一覧にして表記します。
子音のEカナ記号の最大の特徴は、アイウエオの各列とは別に、子音列を作ったことです。
これにより、これまで区別できなかった単独の子音とウ列(子音+母音)を明確に区別して表記できるようになります。
また、 fa, fi, fu, fe, fo の f や fu と「ハ行」のフを区別したり、 th と s を区別できるようにしました。
その他、ワ(wa)だけだった「ワ行」と、ヤ(ya) ユ(yu) ヨ(yo)の「ヤ行」を 五音にしました。
「ラ行」は、 LとRを明確に区別して表記しています。
特にLは、明るいLと暗いLを区別して表記しています。
この子音一覧表だけで、すべてのアメリカ英語の発音を完璧に表記できるわけではありません。
この一覧表の他に 幾つかの "補助記号" というものがあって、それらの記号とEカナ記号を組み合わせることで、アメリカ英語の(音の変化を含めた)発音を100%確実に表記することができるのです。
子音の一覧は以上です。
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