
英語の「オゥ」を「オー」のように発音していませんか
no,oh,OK,old,only等の o は、「オー」や「オ」ではなく「オゥ」と発音する二重母音です。
ところが、大多数の日本人は外来語の影響を受けて、これらの o を長母音の「オー」のように発音したり、短母音の「オ」のように発音しています。
二重母音の「オゥ」の発音は、「オ-」よりも唇を丸くしておいて「オ」と言った後、軽く「ゥ」を付け加えればOKです。
「オゥ」と発音する語は、no や oh の他に、don't, won't, host, post, cold, gold, ocean, OPEC, bolt, ghost, motor, soap, hotél 等があります。
また、buy の過去・過去分詞の bought の ou は「オ-」と発音し、noun の ou は「アゥ」と発音します。
all, August, born の「オ-」は、日本語の「オ」のときよりも口を大きく開けて発音します。
「オ-」と発音する語は、all や August の他に caught, cause, fork, law, raw, sauce, saw, torn 等があります。
日本の英語学習者の中には、「オゥ」と「オ-」を区別せず、外来語感覚で発音する人もいますが、英語ネイティブの人たちは、二重母音と長母音を明確に区別して発音しています。
外来語のカタカナと英語は発音が違っているということを、英語学習者は知っておくべきではないでしょうか。
以上です。
今日のまとめ
①日本人は、外来語の影響を受けて「オゥ」の発音を「オ-」のように発音している。
②「オゥ」と発音する語は、no, oh, OK, old, only, don't, won't, host, post, bolt, hotél 等があります。
③「オ-」と発音する語は、all, August, bought, caught, law, raw, sauce, saw, torn 等があります。