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忙しい人必見!ポイントがすぐ分かる書籍紹介 記事まとめ

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スタートアップ企業の皆様に、ビジネスのヒントになりそうな書籍や業界の話題本の“読みどころ”を徹底解説!効率的にインプットしたい方におすすめです!
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#経営

勘所を磨き曖昧な思考をクリアにする!『解像度を上げる』読みどころ紹介

解像度が高い人たちに共通する思考・行動パターンを体系化皆さんは仕事で課題を設定したり、仮説・提案をする時に、説得力や具体性が足りないと感じることはありませんか?それはもしかすると、「解像度」がまだ低い状態なのかもしれません。 今回紹介する『解像度を上げる 曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法』は、ビジネスにおける「解像度」を高めるための具体的な手法やアプローチを解説した本です。本書によると、ビジネスの世界では「物事への理解度や、物事を表現するとき

“すべて自分でやらない”という選択『WHO NOT HOW』読みどころ紹介

社会に変革をもたらすようなイノベーション創出は、決して一人だけで成し遂げられるものではありません。達成したい目標が大きれば大きいほど、解決したい課題が難しければ難しいほど、自分一人でできることの限界を感じる場面は増えるのではないでしょうか。 現状の仕事や自身のパフォーマンスに停滞感を感じている人や、もっとチャレンジしたいけれどやり方に悩んでいる人におすすめしたい一冊が、『WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」』です。 本書はタイトルのとおり、「どうや

“やっかい”な問題を解く鍵は「対話」にある『他者と働く』読みどころ紹介

他の部署に協力を求めてもなかなか協力してもらえない。相手にロジカルに説明したのに何か別の理由をつけて反対されてしまう。見えない問題があることは認識しているけれど、どう向き合えばいいのかわからない。 組織ではしばしば、こうした“やっかい”な問題が起こりがちで、今まさに直面して悩んでいる人もいるのではないでしょうか? 「わからず屋」たちとの「わかりあえなさ」といった一筋縄ではいかない問題に、私たちはどのように挑むことができるのか。その実践的なアプローチを深く学べるのが、今回紹

真の「顧客理解」とは何か?『顧客起点の経営』読みどころ紹介

2022年に日本能率協会が発表した調査によると、日本企業における現在の経営課題の1位は「収益性向上」という結果が出ており、実は10年以上前の調査でも同じ結果となっています。 このように多くの企業が「収益性向上」という課題に直面する中でも、「経営者が顧客をしっかり見つめ、現在の売上と利益は一体どのような方から頂戴しているのかを把握している企業」は着実に事業成長を遂げている。と記しているのが、今回ご紹介する『顧客起点の経営』です。 事業成長の鍵は「顧客を見ること」本書の著者であ

新しい技術の浸透に欠かせない"社会の変え方"とは?『未来を実装する』読みどころ紹介

ビジネスのヒントになりそうな書籍をご紹介するおすすめ書籍企画。今回取り上げるのは『未来を実装する テクノロジーで社会を変革する4つの原則』(馬田隆明 著/英治出版、2021年)です。 優れた技術だけでは、「テクノロジーの社会実装」は実現できない今、多くの起業家や新規事業開発に携わる人たちが、「社会課題の解決」を目指して新しい技術や商品・サービスを生み出しています。しかし、新しい技術や商品・サービスを世の中に普及させることは決して簡単ではなく、数多くの壁を乗り越え、長い時間を

デジタルが浸透した社会をどう生き抜くのか?『アフターデジタル』読みどころ

デジタル化やオンライン活用が加速しているという話は、今や多くの人たちが何度も耳にしたことがある話題だと思います。 今回取り上げる『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』は2019年に発売された書籍で、アフターデジタルとは「リアル世界がデジタル世界に包含される」という現象を捉えた言葉です。まさにデジタル化やオンライン活用の未来を提言した一冊ですが、2019年当時、日本ではまだアフターデジタルの世界がそこまで正しく認識されていなかったようです。 その後、新型コロナ

「予測できる売上」のつくり方『成功しなきゃ、おかしい』読みどころ紹介

まずは「成長準備」を整えるために、なすべきステップを知ろう起業家や新規事業開発の責任者にとって、どのように事業成長を描くかは大きな至上命題の一つです。 このデジタル時代において、最短距離でゼロからビジネスを成長軌道に乗せる。そのためのプロセスを体系的に学べるのが、今回ご紹介する『成功しなきゃ、おかしい 「予測できる売上」をつくる技術』です。 本書の著者の一人、アーロン・ロス氏はSalesforce.comで見込み客獲得プロセスを設計し、数年で年商5億円から100億円企業に