靴logy★vol.3 オンラインセミナー
靴 logy★vol.3(2020/08/04)
オンラインシューフィッティングセミナー(入門編)
ティティコです。
コロナ感染者数が増え続ける日々で、長らく自粛生活が続き、リアルに人と接する機会が制限されてますが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
そんな状況なので、先日はじめてオンラインシューフィッティング入門編を開催してみました。
今回は、zoom利用で、無料接続の時間内ということもあって、簡単足計測の実技含めて30分間程度のミニセミナーです。
(出展:BUSINESS INSIDER JAPAN ビジネス インサイダー ジャパン
太田百合子 [テクニカルライター]
Apr. 07, 2020, 05:15 AM記事)
参加者は5名の女性の方で、主に関西圏にお住まいの方でしたが、お一人は熊本からのご参加でした。
withコロナで進化したこと、新しい生活様式として広く一般にzoomなどのオンラインミーティングが広まったことで距離も場所も飛び越えていろんな方と繋がれること。
それも、ご紹介頂いた方があってこそのご縁だなと思います。
(感謝❣️)
では、
今日のブログでは、はじめてのオンラインシューフッティングセミナーの様子をお伝えしたいと思います。
▶︎ティティコの取り組みのご紹介
まずは、皆さんに「足と靴のアンマッチ問題の解決」にむけて、ティティコが今取り組んでいることを、第一回東京シニアビジネスグランプリのファイナリストとしてオンラインプレゼンしたピッチを元にご紹介しました。
そもそも、ファイナルステージは3/21に東京国際フォーラムで開催予定だったけど、コロナの影響で延期になり、延期日程でもコロナは治らずリアル開催は断念。5/24オンラインで無観客で動画審査というカタチになっちゃいました。
東京駅のお隣にある楕円形のような独特のカタチの東京国際フォーラムでのプレゼン、ちょっと楽しみにしてたので、もう残念すぎ〜😢
という訳で、
国際フォーラムで会場のみなさまにみて頂く予定だったプレゼン資料の抜粋で、ティティコのやろうとしてること紙上プレゼン始まり始まり〜
(ブログで紙上って言うのかな。。。)
(以下、5/24プレゼン資料より抜粋)当時はまだ個人事業主としての参加でしたので屋号「てくてくコーポレーション」で参加してますね。
出たしは「みなさんこんな経験ありませんか?」
実は、
靴選びに必要な5つの足型ポイントについてお話します。
それぞれのポイントに対しての靴メーカーさんの取り組みをご紹介
なぜ、「かかとSML」ないの?
かかとは、金型で作るパーツが集積してるのでコストがかかるんです。
そして、
日本人の身体傾向についてFHAでお手伝いしてる調査結果からご案内
調査結果から、約2割の方が「かかと問題」を抱えていそうです。意外だったのは男性のほうが「かかとの出っ張りが少ない人」が多かったこと。
かかとには、でっぱりの有無だけでなく、足の前後でのサイズアンバランスの問題もあります。
そこで、靴メーカーさんが想定する標準的な足との差分を埋めるために、ひとりひとりのかかと形状に合わせてオーダーメイドした「足のヌーブラ」的なものの開発に着手しました。
ここからは、ビジネスプランとしての説明になるのでこのブログでは割愛しますね。
▶︎自分でできる簡易足計測
さて、オンラインセミナーの後半は、前述の靴選びの5つのポイントのうち、まずは①足長と②足幅について、自分で測れる簡易計測を体験して頂く流れになります。
ここからの内容は、靴logyのvol.2でご紹介した内容をご案内しながら、皆さんに自分の足計測をしてもらいました。
オンラインセミナーなので、リアルシューフッティングのように直接足に触れての診断はできないけれど、自分で簡単に測れる方法を伝授。計測結果からJIS規格の靴サイズ表示の見方を説明しました。
(印刷物のサイズ表を画面で見せましたが見え難かったのでFHAのリンクを後ほどご紹介しました)
▶︎オンラインでの実習のコツ
今回、はじめてやってみて感じたことは「ひとりでスマホのカメラに向かって自分の足を映すことの難しさ」でした。
そこで、
簡単な足の模型を使って、手元で説明しました。
ブログ表紙写真のプラスチック足の右隣に映ってるのはティッシュの箱です。足指の1番長い指が人差し指でない場合は、長い方の指に箱を当てて真ん中の紙の縦半分に付けた折り目との交点に印をつけて足長を計測します。
今回は、2カ所の簡単計測とJIS規格表の見方までの入門編でしたが、本格的なシューフィッティングでの足計測ではもっといろんな箇所を計測します。
次回は、
「計測値からの合う靴選び」とは違う視点「手で触る足診断と靴選び」についてお話しできればと思ってます。
では、またね。
(著者プロフィール)
OLデビュー時、脱ちびっこ!颯爽とパンプスで街を闊歩するイメージを膨らませて、ハイヒール を愛用。大阪駅前の歩道橋から転げ落ちちゃうという悲惨な原体験を持つ。そんな長年の悩み「足と靴のアンマッチ問題」の解決に向けて会社員を続けながらオンデマンド3Dスペーサーを考案し、経営(MBA)やシューフィッティングを学び、2020年の特許取得と第一回東京シニアビジネスグランプリのファイナリストに選ばれたことを契機に、同年6月コロナ禍真っ只中の東京で、株式会社ttcoを創業。さて、これからどうやってttcoを広めていけば良いのか…日々悩みながら躓きながらマーケティングに邁進しています。