靴 logy★vol.4(2020/08/15) 足を掴む靴
足を触って良い靴の気持ちになる
靴 logy★vol.4(2020/08/15)
ティティコです。
ごめんなさい。お盆休みもあり、10 日ぶりの投稿になりました。
お盆といえば、実家で普段会えない親族と顔を合わせて、お墓参りに出かけてちょっとご馳走をたべて。。。
コロナ禍の今年は、そんな帰省や旅行も行きにくくて、モヤモヤな夏ですね。
ティティコも、不要不急のお出かけ自粛で、オンライン参加の起業イベントに参加したり、写真データを整理したり、三密を避けて県内で誰も行ってなさそうな薬草園にいったりと巣籠もりメインな夏になってます。
という訳で、
今回は、靴logyとしては過去に撮影した靴をご紹介しながら、計測値ではない靴選び「足を触って良い靴の気持ちになる」お話ししたいと思います。
▶︎靴をどこで止めるか
足は、2か所が動きます。
足首と指先です。
単純に考えても、動く箇所での固定は難しいですよね。
よって、
指の第一関節より後ろ足首までの間いわゆる「甲」の部分と「踵(かかと )」でしっかり固定して、可動部は自由に動けるようにすることが理想となります。
それを踏まえて、
自分の手を靴だと思って、手と反対側の足の裏から「甲」と「かかと」で、足を掴んでみてください。
この感覚を実現できるフィット感の靴を探したいですよねっ♫
こうやって足をつかんでみるとわかるのですが、パンプスでは甲をつかめないので「指の曲がるギリギリのラインをピンポイントで押さえる」ことになる大変さを感じられると思います。
足を掴んだ手の「親指のラインがパンプスの履き口」になります。掴んだまま指を動かしてみると、足を押さえてるラインの親指のあたりにスジが立って当たることを感じることができると思います。
当たり具合や当たる場所は、きっと個人差があると思いますが、ここが履き口の靴ずれポイントです。
この部分に縫い目など余分な厚みがない靴を選びましょう。薄い足の場合は中敷の調整で前滑りを防止することも重要です。
かかとの方は、手のようにしっかりと包んでくれる靴と出会えることは本当に難しいです。
ティティコは、足指の太さや肉付きの違いによる履き口部分の厚みやかかとの大きさの誤差をオーダーメイドスペーサーで埋めることを試みています。
ひとりひとりの足の形に合わせて「オンデマンド3Dスペーサー」をオーダーメイドして行う足補正は、特定の箇所に負荷がかからないように、負荷の平均化を図る効果もあります。
▶︎フェラガモ
ここで、私がコレは凄いと感動したフェラガモのパンプスをご紹介します。
銀座で見つけたこのフェラガモのパンプス、ステキでしょ💕
美しさに感動もしましたが、先程の
「手で足を掴む感じ」
甲周りを足裏からそっと掴む感じを見事に再現してたのです。
この、底皮から一体的にサイドへのつながる美しいカーブ。
一体どうやって成形しているの?
作っているところを見てみたい衝動に駆られる芸術作品でした。
今、このフェラガモは手元にはありません。
というのも残念ながら、
フェラガモのサイズ展開は23.0〜で、21.5サイズのティティコには大きすぎました。。。
次回は、
オーダーシューズ購入体感記を書いてみたいと思います。
(プロフィール)
OLデビュー時、「脱ちびっこ」を目指して、颯爽とパンプスで街を闊歩するイメージを膨らませてハイヒールを愛用。大阪駅前の歩道橋から転げ落ちちゃうという悲惨な原体験を持つ。そんな長年の悩み「足と靴のアンマッチ問題」の解決に向けて会社員を続けながらオンデマンド3Dスペーサーを考案し、経営(MBA)やシューフィッターを学び、2020年の特許取得と第一回東京シニアビジネスグランプリのファイナリストに選ばれたことを契機に、同年6月コロナ禍真っ只中の東京で株式会社ttcoを創業。さて、これからどうやってttcoを広めていけば良いのか…日々悩みながら躓きながらマーケティングに邁進しています。