はじめの一歩を踏み出そう
組織に所属している以上、基本的に組織のルールや経営者や上司の指示に従わねばならない。従うことが出来なくなれば、その組織に所属し続けることはできない (特別扱いされるような人材でない限り)
経営陣や上司からの要求にこれ以上従えないと判断した私は組織を離れることを決意した。
遠い昔は医療の世界で医師は特別であったそうな。医局という制度の中で研鑽を積めば恩恵にあずかることが出来たようである。 接待や高給、社会的地位などの恩恵に。
時代はとうに過ぎ、医師はもはや特別な仕事では無い。自分にはまだその時代が続いているのという甘えがあったのだろう。
だが、分かり易い恩恵が減った半面、多様な働き方が可能になったのではないか?権限や職域が狭まる一方、美容やメンタルヘルスなどニーズが増える領域もある。自分が人生に望むことを見つめ直し、その望みをかなえるべく柔軟に、免許とスキルを活用していこう。
「職人」である医師が「起業家」「マネージャー」という新たな2つの人格を持つ。この3つの人格をバランスよく使いこなすことで新たなステージに立つことができる。そして自由を手に入れる。
自由とはある問題に対して賛否を表明することだけではない。自由とは、自分自身を創造する力である。自由とは能力であり「私たちの本当の姿になること」である。ロロ・メイ。
学ばねばならないことは山のようにある。辛いこともたくさんあるだろう。だが死んだ目をして経営者や上司の言いなりになり、飼いならされる「意思を持たない家畜」でありたくない。