めぐる・せかい・せいめい
せかいのおきく
この春公開になった映画「せかいのおきく」ご覧になりましたか?またはご存知ですか?
江戸時代の青春映画とみせかけて、その背景にはし尿汲み取り業者である若者を通して江戸の”循環型社会"を描いています。長屋のトイレが溢れれば、救世主のように登場するけれど、帰る頃には住民に鼻をつままれているところなんかリアルです。
し尿汲み取り業者がフォーカスされるような映画ってあったでしょうか?個人的にはとってもびっくりしたんですよ!感動もしましたし。。。
SDGsと謳われ始めたいまの世、だからこそでしょうか。
リズムとは生きる推進力
循環、循環、循環、と盛んに言われるのは、循環してなかったから、ではないかと思います。この間、お米を家で精米して、その【ぬか】を畑に撒いたり、コンポストに入れたりしたんですね。そのときになんとも言えない”満足感"があったんですよ。
自分が出したものを次のだれかに役立ててもらう
この【めぐり】を感じたからなのかな?
自分の生態系の一部として邪魔ばっかりせずに、貢献?できたかも?
なんて実感したのかなと思ってます。
私流に例えて言うならそれは「生きるリズムが生まれた」状態で、リズムが生まれると前へ前へ進む推進力が生まれるんじゃないでしょうか?
排尿排泄は推薦トイレで”なかったこと"にして残飯は性能の良いゴミ箱や自宅隣接のステーションに出して"なかったこと"にして。。。。リズムがあったのか、少なくとも私は今の方がリズムあるんだよなぁ。
でも、上図を見てもらうとわかるけど、2・4の箇所ってちょっと大変なんですよね。よいっしょ!って上にもっていってあげないとだから(;´∀`)
そう思うと、服も紙もろうそくも使用済みのものを買取る業者がいて、のきなみ再利用されていた江戸時代はどんな暮らしぶりだったんだろう。。。
VRで一週間くらい暮らしてみたい。。。
めぐる、役者
ちなみにこの映画の名場面
長屋の元お武家さんだった源兵衛が下肥業者の中次に「せかいって言葉、知ってるか。ほれた女ができたら言ってやんな、俺は〝せかい〟で一番、お前が好きだって」
このシーンのお二人は佐藤浩市さんと寛一郎さんという親子共演だったんですって。三國連太郎、佐藤浩市、寛一郎、、、息子が同じ道を進むというのは親としてはどれだけほまれなのかなぁと思ってしまいます(;_;)
そんなわけで、清掃業をいとなむ太陽都市クリーナーとしては宝物のような映画☆「せかいのおきく」、ぜひ皆さんも観てみてくださいね♪
会社のインスタです♪フォローしてくれると嬉しいです😆