MTG:霊気走破に思ったこと

2025/2/1。来週発売の新しいマジック：ザ・ギャザリングの新カードが収録されたセット「霊気走破」のカードの公開が終了しました。

先週辺りからレアカードを中心に公開されていたのですが、カードパワーは少しマイルドになったのじゃないかな？　何てお客様とカードのテキストを見ながらお話してました。

昨年9月末に発売された、ダスクモーン：戦慄の館が強力なセットだったこともあって、分かりやすい強さを感じるカードが少なく感じました。が、レビュー後半～終わりになり、コモン/アンコモンを中心の内容を見ると中々に強そうなカード達。

発売後に使われるかな？　というカードをピックアップしていると、個人的な注目のカードはコモン/アンコモンのカードに多くありました。
これはウィザーズさんはセットの方針を少し変えていくのかな？　と感じました。レアを汎用的に使用するカードを多く配分せずに少し尖った性能にして、コモン/アンコモンに汎用的に使えるカードを増やしていく。みたいな方針へ。

実はダスクモーンの段階でもコモン/アンコモンで優良な効果を持つカードが明らかに増えて来た印象でした。汎用的なクリーチャーを対処するカードなど現在主要で使われているカードはアンコモンだったり、主要で使われてはいませんが、1枚のカードで1枚以上の働きをするフィニッシャー級のクリーチャーのカードがチラホラ見えたり。

レアカードという入手機会が少ないカードが手元に少なくても、手に入りやすいカードを使ってゲームを楽しめるようにしていく方針なのかな？
※とはいえ、アンコモン/コモンも良いお値段のカードも増えてまし、今のスタンダードシーンを見ていると高額レアカードが殴り合ってるので、実際どういう形で進むかは何とも言えない部分はありますが。

うちのお店ではシングルカードの取り扱いはしていないので、他の専門店さん的にどう感じるかは異なると思うのですが、取り合えず効果が強いカードが手に入りやすくなって遊びやくなるのなら歓迎したい方向性ですね。

店の方針としては競技シーンから離れて緩いデッキで楽しむ方針は変わっておらず、カジュアルスタンダードは継続予定。新規の方にも進めやすい状況になって行くと嬉しいですね。

と、しめようかと思ったのですが、1年か2年前のアンケートでうんざりするような長文をアンケートで書かせて頂いて。もうちょい、もうちょいこんな感じで！　とダラダラと長い文章を送りました。私の声が影響があったとは思いませんが、少しずつ変化は感じますので、きちんと先を見た方向性へ動いて頂いてるのかなぁ。と。

ここまで歴史があって、色々な幅広い遊び方が進んでいるカードゲームなので、それぞれのプレイヤーにとっての願い/正義がある状況。人によって良いと思える施策もバラバラに伺います。色々不満も見かけるのですが、新しいプレイヤーの為にも楽しんでる姿を見せれるようにしていきたいものです。