見出し画像

諸行無常


ぱしふぃっくびいなす


日本船籍のクルーズ船は、現在、飛鳥Ⅱ・にっぽん丸・ぱしふぃっくびいなすの3隻だけ。(日本の造船所製造は多いが、所有となると3隻)

そんな中、日本クルーズ客船(株)が運営する、ぱしふぃっくびいなすが、本日1月4日の神戸港への入港を最後に引退する。

1998年4月出航の24年間の歴史に幕を降ろすことに。(大型船の寿命はだいたい30年ぐらいらしい)

乗船したことはないが、神戸や横浜の港で停泊中には、乗船する妄想をして写真を撮らせてもらっていた。(妄想の世界は得意分野)

大型クルーズ船は、マンションのような構造が多く、美しい外観を備えていない。(巨大マンションが、浮かんでいるようにしか見えない)

その点、ぱしふぃっくびいなすは、乗客定員644人、乗組員220人の中型船なので船舶らしい美しい佇まいだ。

飛鳥Ⅱやにっぽん丸より8年ばかり若い船舶だが、経営する会社が事業から撤退するということだ。

コロナの影響もあり観光業界は、痛手を負っており、各社の観光産業からの撤退が止まらない。

この写真は、2022年12月11日に横浜で撮影したもので、この後に神戸に行き、神戸から沖縄に行き、神戸に戻って来て本日の引退になる。

引退後は相生にあるドックに入る、その後の去就は発表されていない。

諸行無常、形あるものはいつかは壊れる。
同じ時代に生きたことに感謝したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?