見出し画像

去年やり残したことメモ

今年やり残したこと、いや来年再来年できるか微妙なことを一つ晒す。それは某大学院のMBAコースを受けてみることだ。夏前に模擬事業を受けに行ってみたのだが、そこで専修科目が面白いなと思ったので、そのことをここで話してみようと思う。

基礎科目を終えた後の専修科目

それは次の4つ

  1. 経営学(ケーススタディ)

  2. オペレーション学

  3. 情報工学

  4. サステイナビリティ学

ひとまず、経営学とオペレーション学に関しては当たり前なのでここではほったらかします。では、残りの二つはと言いますと、、、

情報工学

ま、そりゃそうだよね。でも、日本でこれわかってる人少ないんじゃないのかな?先日qiitaで面白い記事を読んだ。さくらインターネットの社長の記事だ。

かつて情報工学つまり情報を活用してビジネスを改善するエンジニアリングの学問はいわゆる情シス側の役割だと思われていた。実際はエンジニアリングはビジネス側であり、それを支えるテクノロジーを司るのが情シス側なのである。これを経営する者が理解してないと、経営は成り立たないのでそれを学ぼうという専修科目群であった。

サステイナビリティ学

日本ではサステイナビリティ疲れという言葉があるらしいwいかにも日本らしいなと思った。そもそもサステイナビリティに関してはヨーロッパの人たちとはモチベーションや下地(前提)が全く違う。にもかかわらずヨーロッパに追従しよう、それどころか本質をとらえずに見よう見まねしようとするから、歪みが生じてサステイナビリティ疲れのようなことが起こるとのこと。そりゃそうだよね、私のよく行くエストニアは人口130万人、沖縄県と同じレベル。お隣はウクライナをガンガン侵略しているロシア!そんな状況で国をサステインするためには男女平等なんて当たり前になる。需要のない職業を細々と続ける余裕なんてない。なので政府もリスキリングプログラムを提供してなんとか需要の多い産業に国民が再雇用されるよう努力するし国民もそれに乗っかる。その一方日本は戦争とは関係のないところでネオ平和ボケしているのではないだろうか?これ真面目に考えないとマジでやばい。日本が抱える超高齢化社会でのサステイナビリティはヨーロッパとはまた違った大きな課題である。にもかかわらずヨーロッパのやっていることの真似事をして疲れてるとか、お手本がないとなかなか前に進めない国民性なんだなとつくづく思わされた。

まとめ

今どきの経営では経営学やそのオペレーションの最適化以外にもいかにITを活用するのか、またよくよく考えたら会社は継続の原則があるわけなので、いかに自分の会社が持続可能であるのか考えるのは本質的な話なのだが、改めて今どきの言葉で思い知らされた。次の2-3年でこのやり残しを実行するのは難しいかもしれない。でも僕はIT側の人間なのでなんとか残りの部分も学びつつ、経営層に寄り添って話ができるようになりたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?