海街9ヶ月 〜 もう一度都心に住むことはあるだろうか?
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鎌倉の海街に定住して早くも9ヶ月となった。
最近はコロナウイルスの影響もあって東京に出掛ける頻度が極端に落ちていることもあり、海街に暮らしているという実感を強く持つようになってきた。
定住した当初は、いまの家は「緊急避難場所」的な気持ちで、長くて2年暮らせばいいんじゃないか、くらいに思っていた。
ところが夏、秋、冬、春と海街の四季を全身で感じてみて、最近ちょっと想うことがある。
それは「もう海街を離れることはできないんじゃないか」という想いだ。
海まで徒歩1分掛からない。自宅の窓からもちょっとだけど海が見える環境。
風が強い日は海鳴りのゴーゴーいう音がダイレクトに聞こえ、砂粒が家の窓に貼り付く環境。
荒れ模様のお天気の日は結構過酷な状況になるし、夏場はかなり虫が多いのでこれもやっかい。
今の家は室内に自転車が置ける場所はないので外に置いているが、あっというまに塩害で錆び錆びになってしまった。
駅まで徒歩20分掛かるし東京のようにスーパーも品揃えがないし、気軽なチェーンのお店も圧倒的に少ない。不便なことはたくさんある。
でもその代わりに、圧倒的に広い海と空、太陽、そしてぐるっと鎌倉を取り巻く山と森がある。
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