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ミラーレスとの出会い、そして「保健農園ホテル フフ山梨」

この記事を読んでくださっている皆さんにもカメラとの出会いの物語があると思います。100人いれば100通りの話。そのうちの一つ、私の場合の話です。

子供の姿が豆粒のように

いつも「手振れしている」と言われ続け、カメラには何となく「うまくいかないもの」との印象がしみついていました。でも、子供が生まれてからはさすがに折に触れ写真を撮ることに。子供が幼少期の時には特に困った記憶はありませんでした。しかし、小学校に上がってから問題が発生。広い校庭。運動会の写真を撮ってもわが子が豆粒のように小さく写っていました。子供の友達のお母さんが「お宅のお子さんも撮りましたよ」と言ってプレゼントしてくれたりする写真のなんと立派なこと。で、その方は大きな望遠レンズをつけた大きなカメラを持っていました。
でも、その時の私にはそれが別世界のもののように思え、自分もそんなカメラを買おうなんてイメージすら持てませんでした。

その後、デジタルカメラが普及するようになり、お値段と「何倍ズームか」ということを手掛かりに恐る恐る買ってみました。6倍ズームか8倍ズームかで悩んだ記憶があります。
でも正直残念な気持ちでした。思いっきりズームしても、運動会での写真は「ん?ちょっと大きくなったかな」とその程度。何倍ズームでどれぐらいの大きさに写るとか見当もついていなかったのですね。校庭がとても広かった、とも言えます。

レンズ交換式カメラ(ミラーレス)をやっと手に入れる

特段カメラを趣味としているわけではない場合、多少失敗かと思いつつ「この前買ったばかりだし」「まだ使えるし」と何となく新たなものを買いにくいものです。でも、年月が経つと、次を購入する気分になってきます。
その時には子供はすっかり大きくなってました。私とほぼ大人になった娘の二人でヨドバシカメラで、レンズ交換式のカメラを見てみました。「これなら、遠くのものを大きく写せるのでは?」と。候補はキヤノンとオリンパス。その時たまたまキヤノンの売り場には人がいなくて、オリンパスの売り場にはお兄さんが立っていた、という理由でオリンパスを買うことに。

OLYMPUS PEN E-PL9EZ ダブルズームキット。
お値段 ¥78,520

標準ズームレンズと望遠ズームレンズがついていて、これで私もカッコよくレンズ交換ができるんだ。
本当に嬉しかったなあ。
さらば、大きく撮れないコンプレックス。

もちろんこの時、センサーサイズの違いなんてことは全く知りませんでした。
さらに言うと、売り場に交換レンズが大きいのや小さいのが、いろいろ並んでいたけれど、その意味も分かっていませんでした。だってレンズは付いているのでしょ?近いところから遠いところまで撮れるのでしょ?なんでこんなにレンズがあるの?
私は売り場のお兄さんに聞いてみました。
「ここに売っているこの大きなレンズ、私の購入するカメラには付かないのよね?」
「いいえ、付きますよ。規格が同じですからね。何なら付けてみましょうか」
で、そこに置いてあった最も大きい白い望遠レンズをPENに付けて見せてくれました。「普通はこうはならないけどね」と言いながら。

この時、2019年6月。

娘と二人で初めてのミラーレスカメラを楽しんだ

保健農園ホテル フフ山梨

使うのはオートモードばかりでしたが、年末に行った家族旅行では気に入った写真をたくさん撮ることができました。行った先は「保健農園ホテル フフ山梨」。


泊まった宿で。霧がまた風情がありました
こちらも霧の景色
宿には素敵なオブジェがあちらこちらに
富士山をこんなに立派に写せたのに感激

「保健農園ホテル フフ山梨」に行った2019年末から2020年初。
この時、他の客人と「今、海外で新型肺炎とかいう怖い感染症が流行っているみたいですね」と雑談していたのを覚えています。実際、まもなく日本中がコロナの感染騒ぎになってしまいました。
そんな訳で、この後数年、「保健農園ホテル フフ山梨」が「最後に行った旅行」となったのです。

続きは次の時に。またお会いしましょう。

*一度投稿したものについてホテル名の訂正をしました。大変失礼いたしました。


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