死を身近に感じた日【見倉集落】
2022/07/03
秋山郷【見倉集落】。
見倉集落は秋山郷でもっとの小さい集落の1つ。
集落内におうちが4軒のみ、と凄く小さな集落だった。
まさに秘境の集落という感じがした。
見倉集落は集落内にお墓がある。
それに加え、田んぼ・畑・ニワトリもいる。
集落内、いや家の周りに生活の全てがそろっている。
生まれてから死ぬまでの全てが集落内にそろっている。
(ここからは自分が思ったこと、感じたことなのだが)
見倉集落を見ていると、私を含む現代の人は
明らかに“生”と“死”を遠ざけ過ぎているのではないかと感じた。
生まれる瞬間は病院で生まれ、死ぬときも病院で死ぬ人が多い。私たちの身近な生活で“生”や“死”を実感する事は極端に少ない。
見倉集落を見ると、良い意味で“生”や“死”を身近に実感することができた。さらに言えば、集落内の人々にとって“生”や“死”は私たちよりもずっと身近なものであると思う。
集落内の人々は、“生”と“死”が身近だからこそよく知っているコトとして生きる意味を考えることなく理解する事ができる。
話が大きく逸れたが、
生きている理由が分からない、何もやりたいことがないといった人々(私の周りにも何人かいる)は
“生”と“死”が身近にない、未知のものであることも理由の1つなのかなと思う。
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