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ネルソンマンデラの偉大性

 考えれば考えるほど、ネルソンマンデラがどれだけ偉大なのかを感じます。
 実際黒い部分もありますが、南アフリカのアパルトヘイト政策を公的に終焉に追い込んだこと。そして何より、自分たちをいじめていた立場の白人に対して、復讐ではなく許しが必要と説いたことがすごく響きます。
 実際、今までの人類社会は自分が受けた仕打ちをより弱いものへと受け継ぐのが一般的だと歴史的観点からも見て取れると思います: 日本の不平等条約、アメリカの差別の歴史など。
 実際、国民の大半を黒人で占めている南アフリカで黒人初の大統領となったマンデラには立場の弱まった白人を滅殺することも可能だったと思います。それにも関わらず、黒人の国民をなだめ許しの道へ導いた彼は本物の偉人だと思いました。
 人生を生きていたら、嫌なことに出会うのを避けることはできないでしょう。加害者には自分と同じ以上の仕打ちを受けてもらってこの痛みを感じて欲しいとすら思うと思います。そんな時、僕の脳裏に浮かぶのはネルソンマンデラです。彼並みの心の余裕、そしてカリスマ性。ぜひ見習いたいですね。

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