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遠足のおやつのはなし

遠足のおやつといえば300円。
消費税が昔より増えたし、イマドキの小学生の遠足のおやつは400円くらいかなぁ?と思っていたのが長男が小学校に入る前の話。
蓋を開けてみれば、今も昔と変わらず遠足のおやつは300円だった。

何をもってして遠足のおやつは300円なのか謎ではあるけれど、この300円は『どうお金を使うか?』を考えるのにとても優れている。
と私は思う。

その昔、まだ私が小学生だったころ、【遠足の目的地に向かう途中にある商店街の中で各々300円のおやつを買う】ということがあった。
私たち児童は遠足前、先生に対して『300円+消費税にしてください!』と直談判して【315円】を勝ち取った。
私が小学生の頃より増税した今だって【消費税も込みで300円以内】なのに、なかなかずるい行為をしたものだな。と思う。

遠足当日、【315円】を握りしめてグループごとで商店街に繰り出した。

私は商店街の中にある駄菓子屋で、315円ギリギリまでおやつを買う。と心に決めていたので、駄菓子屋に着くまでの道中に輸入雑貨やお菓子が置いてあるお店に寄ったり、量り売りのお菓子があるお店に寄ったりしたけれど、絶対におやつを買おうとはしなかった。
そして、駄菓子屋に着いたらカゴを持って値段と相談しながらおやつを選んだ。
中には値段がわからないものもあって、店員さんに値段を確認したりもした。

最終的に私は本当に315円ギリギリまでお金を遣い、おやつを買った。
遠い昔すぎておやつをいくら分買ったかまでは思い出せないけれど、手元に残ったお金は5円未満だったと思う。

その後、遠足の目的地に着いてお弁当を食べ、買ったおやつを見せ合ったり、交換したりしながら食べた。
私は315円ギリギリまで遣ったこともあり、そこそこな量のおやつを持っていたので、結局遠足中に食べ切れず家に持ち帰った。(と記憶している。)


なんだか結局何が言いたいんじゃ?なnoteになってしまったけれど、
【遠足のおやつの300円は夢がある。】
ということで、今日のお話は終わります。

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