『再演』

2021.10.26

喉の調子が悪い。すこぶる。

起きたら10:38だった
もっと前だったかもしれない

こんなに甘えてて良いだろうか
いや、良くない
日々自問自答し
答えはいつも決まっている

良いか悪いかと
やるかやらないかは
決して受動的に流れてはくれない

隣の部屋の窓が開いていて
部屋を遮るカーテンがまばゆい

白がペールピンクに揺れた


昨日、学校を休んだ

自転車で駅に向かい
いつも通りに電車に乗る
音楽を聴きながら
自分の稚拙さを考えていた

駅の西口を出て歩く
足が痛くなって戻る

公園に座る
園児を眺めながらマップ検索
図書館までは20分だった

歩く

図書館に着く
ふらふらと空席を探す
本を読む

駅に戻る

食べていない昼食の
おにぎりだけを消費する

音楽で少し眠り
自転車で久しぶりに転んだ

わたしは。


今日も家にいる
明確な悩みは無い

リモートだけは参加しようか
もしくはレポートを終わらそうか

まあ成り行きで(良くない)

学校に行けない一日
保健室で本を読み続けた
あの日々を思い出させる

再演 依存 期待
だから図書館を選んだ

あの時保健室で
読む本が無くなったあとは
出雲にっきさんのnoteを読んでいた

行きたくない学校へ向かう時は
me保健室を聞いていた

わたしは間違いなく
救いを求めていた

今日はそういう気分だ


ライブの当落がある

そわそわして
ふわふわしている

そして
予想外にも当選した
諦めの準備は不要に終わった


時を過ごし
色々なものをインプットする

青春へのコンプレックスで
泣きそうだ

羨ましさと
嫉妬と
後悔

もう過ごせない日々
開くことの出来ない心
無理矢理にでも
思い出をつくろうとする醜さ

自己選択の責任なのに
割り切れない感情が
頭の中心に小さく纏わりついている

「これがわたしの青春だ」
なんて
言える人間ならこんなことで悩まない

わたしはわたしだと
ずっと知っている



おわり

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