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貯蓄額は年収によらない、という心の支え

こんにちは、つづもです。
今日は、私が貯蓄でいつも心に留めている言葉についてお話します。

その言葉とはタイトルにもある通り、「貯蓄額は、年収によらない」です。

「年収1000万円超でも貯金は100万円しかない」とか、
逆に「年収200万円台でも○年で資産2000万円を達成」という話。
蓄財関係の本を読んでいてよく目にします。

いくらお金を稼いでも使い方がダメなら貧乏。
少ない収入でもお金の管理がしっかりしていれば安泰。

端的に言えば、そういうことでしょうか。

そして我が家はというと、世帯年収はたぶん日本全国の中央値とかなり近いです。
私が時短で働いているため、夫と合わせて1.5馬力くらい。

中流意識かもしれませんが、今の暮らしぶりには満足しています。

しかし身近には働くママも本当に多くて、フルタイムでバリバリ働きながら子育て頑張っているママ友の話を聞くと、ふと落ち込むこともあります。

まずシンプルに収入が多い分、暮らしぶりが華やかでお金の使い方がケチケチしていないし、福利厚生がしっかりしているぶん、育休中も安心して過ごしている(ように見える)。

「それに引換え、私は毎日節約節約で家族にはケチのレッテルをはられ、仕事も派遣社員で安定とはほぼ遠い…」と負の心の声が続くわけです。

家族においても、旦那は20余年、1つの会社の正社員として働いています。
20年以上とかホントにすごいな、とシンプルに尊敬しますが、たまに「正社員が最高」という価値観を投げてくることもあり、チクチクと心が痛みます。

私は正社員経験が新卒からの5年だけで、あとは派遣やバイトでのらりくらりと生活してきた人間で、その生き方も「今っぽい!」と割り切るようにはしているのですが……

「あー、私も正社員でしっかり働いてきたら、収入も安定して、もっと貯蓄できたのかな……」なんて、考えてもしょうがない劣等感に苛まれることも多いです。

そんな気持ちが落ち込むときに思い出すのは、「貯蓄額は、年収によらない」という言葉です。

収入は他人と比べてもしょうがない。

この言葉を思い出す度、「他人の収入と比べてもなんにもならない。ただ自分がやれることをやって最終的に満足いく貯蓄額を残すことがゴールだ」と原点に立ち返ることができます。

現に我が家は、日々コツコツと節約と貯蓄に励んでおり、毎月の貯蓄率は25%以上をキープしています。(エッヘン!)

※貯蓄率25%というのは、本多静六先生の「4分の1貯金法」に習ったものです。
【参考文献】私の蓄財のバイブル⬇
『私の財産告白』 近代経済人文庫 https://amzn.asia/d/5ZqLlPy

「自分はしっかり蓄財に励めている」という自信があれば、不要に他人と比べて不安になることが防げます。
まわりのご家庭がどれほど毎月貯金をしているかは全く知りませんし、知ったところで比べるものでもないから、と割り切ることができます。

過去の生き方は変えられないけど、今やれることをしっかりやっているなら、他人と比べる必要なんてないのです。

(そうは言っても、つい比べようとしちゃうけどね……)

もし他人と自分の収入を比べて、蓄財に励む心が挫けそうになりがちな方がいたら、ご一緒に、
「貯蓄額は年収によらない!」を力にしていただけたら嬉しいです。

ではでは。










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