家を買ってよかった!と思うことを書いてみる。
こんにちは、つづもです。
今日は「持家を買ってよかった!」と思ったことを書いていきます。
昨今の蓄財、貯金等の話を見てみるに、「持家を買うやつは馬鹿、賃貸が圧勝」という説が主流のような気がします。
そんな中、「いやもう買っちゃったし」な私からの「持家のメリット」をお伝えしたいと思います。
これから家を買うか迷っている方はもちろん、
私と同じく「いやもう家買っちゃったんですけど」という人の気持ちに寄り添えたら幸いです。
持家を買ってよかった!メリット3点
■蓄財や貯金を真剣に考えるようになった
まず私の持家に関して簡単に説明します。
2LDK+sの戸建。駐車場1台分あり。ちっさい庭あり。
ローンは35年。まだ全然払いきれてないので、ある意味ほぼ借りものです。
数年前、夫の年齢からローンを組むなら今しかない!と一念発起で家を買いました。
当時の私は、ほぼ無資格で扶養範囲内のパートタイム主婦。
お金の知識もほぼゼロで、家を買う時、不動産の営業マンが「毎月○万円の支払いで大丈夫ですよ」とにこやかに言うのを真に受けて、「へー。じゃあ大丈夫かあ」とのほほんとしていたんです。
しかしいざとなると、35年もローン払い続けるの?と、単純に不安になりました。
しかも当時の私は家計管理がメタくそ下手で、貯金も夫の財形貯蓄だけ。(当時は夫の方がまだ家計管理できていた。)
給料日前はクレジットカードなしでは生きてはいけない人間。本当にダメダメでした。
「とにかく今の私のダメさをどうにかしなくては!」と、youtubeで、お金関係の教育系チャンネルを見まくり、少しずつ知識を増やしていきました。
その中で、ミニマリストはお金が溜まるらしい、と知れば断捨離してミニマムな暮らしを目指したりというのもあります。
お金について勉強していくにつれ、自分が今までいかに適当にお金を扱ってきたかを思い知りました。
これではいかん!とFP検定や簿記の勉強、資格取得をしたり、本を読んで勉強したりしています。
今もローン返済に向けて家計管理を日々精進中です。
ローン返済の重圧で、必要に迫られてではありますが、結果的にお金との向き合い方が改善できました。
この改善は、もし家を買っていなかったら、もしくはローンが今ほど厳しくなかったら、絶対に起こらなかったと思います。
とはいえローンは厳しいですけどね、、
今は少しでも返済期間を短く出来るよう、繰り上げ返済の資金をコツコツ貯めています。
■長期での人生設計をより具体的に考えられるようになった
家を買ったことで、持家を売りに出して引っ越さない限り、私は今後10年、20年と同じ場所を起点に生きることがほぼ確定しています。
これは大きな制限である一方、選択肢が少なくなることは「人生の逆算」がしやすいというメリットです。
人間というのは、ある程度制約があるほうがよりよいパフォーマンスを出せるらしいです。(ソースは忘れた)
私自身生きていて良く思うのですが、自由度が高ければ高いほどよい、ということはなく、限られたリソースの中で最善を尽くす方が結構人生楽しい。
無いなら無いなりに暮らすのがたのしい。というやつです。
住む場所に関しても同じかな、と考えます。
賃貸のような「ここが嫌なら引っ越せばいい」という選択肢はありませんが、その分「今住んでいるこの場所でよりよく暮らす」を工夫することは、「世界中の場所から自分に一番合っている場所」を探すよりは大分楽だし具体的な考えに進みやすいです。
子どもが通う学校。働く場所。老後の考え方。
ベースが動かずにあるからこそ、より具体的に考えられることもあるかと思います。
私も夫も割と定住思考が強いので、持ち家で決まったベースがある暮らし方は性に合っているのかもしれません。
■自分の好きにカスタマイズできる楽しみがある
小さな子どもがいると、どうしても家は傷つきます。
うちも床はおもちゃを落とした時の傷だらけ。
壁にはどうしても落ちなかった落書きがあります。
賃貸だと「敷金がー!」と失うお金が気になりますが、持ち家だと割と穏やかに過ごせますね。
傷も歴史的な。
あと賃貸で戸建てというのは希少ですよね。
わたしは小さくてもいいから庭が欲しかったので、そういう意味でも持ち家の選択肢をとることになりました。
うちは建売ですが、家が建つ前に契約したので、庭木はハウスメーカー指定のものではなく自分たちで植えました。
ハウスメーカー指定だと、シマトネリコとハナミズキだったんですが、背が高くなる種類の木だったので遠慮したんです。
(案の定、同時期に建売に出たお宅は、指定のシマトネリコとハナミズキが屋根より大きくなっています。お手入れが大変みたいです。)
うちは育ちが比較的遅く手入れがラクという、ソヨゴという木を植えました。
シマトネリコが植えられる予定だった場所にはツワブキとギボウシ(ホスタ)がいます。
いずれも手入れがほとんどいらないので、大変ラクさせてもらっています。
持ち家なら壁の塗り替えも、備品の交換も自分の好き勝手できますしね。
まだまだほぼ借りものですが(くどい。笑)
要は自分の幸せの優先順位が大事
「持ち家か賃貸か」の選択は、結局自分の優先順位次第です。
お金のプロたちが、「持家なんて損でしかない」と言うのは、「持家」は「建物」という物質的資産だという考えからだと思います。
しかし私にとって家は、「自分の幸せ」という目に見えない部分も含めた財産です。
住宅は一般に物質的な「地位財」と言われていますが、私にとっては「非地位財」なのです。
そのためのローン返済も、ローンの利子も、固定資産税も「幸せ」のための支出だと思っています。
そんな感じで、以上「家を買ってよかったこと」でした。
ではでは。
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