【時間持ちという豊かさ】
2年の主婦生活を終えて、社会復帰してからというもの、感情が忙しい。
幸い、現在働いている場所は人間関係も良好で申し分ない環境で仕事をスタートするjことができた。
しかし、私の脳みそは忙しい。
「本当に自分はここにいていいのか」
「もっと適した職場があるのではないか」
「もっと給料をもらえる環境に行ったほうがいいのではないか」
「もっと右脳を動かしたい」
頭の中で「もっともっと」が溢れている。
日々の生活でもままならない忙しさなのに、自分もキャリアを追い求めたい願望が顔を出す。
上京して2年になるが、自分は思っていたように向上できているのだろうか。
週6のペースで働く私に必要なのは「時間」だったことに気がつく。
週5で仕事をし、週1でアルバイトをこなしていた私は、
夫と「大人の会話をする時間」を完全に後回しにしてしまっていた。
そんな先週土曜日は、少し時間をとって、
朝は夫とせっせと仕事をし、
お昼前にゆっくりお茶を飲んで
私の今の「不安」や「もっと」や「ハングリー」な部分を共有する。
スペイン人の夫は、すごく私の凝り固まった頭と心をいつも和らげてくれる。
「今、あなたはまだ仕事を始めて3ヶ月しか経っていない。足りない部分は自分で仕事を見つけてクリエイティブにできるし、僕は今少し時間に余裕があるから、朝の保育園送りは僕が行く。
あなたは、美味しいコーヒーを飲んで、好きな文章を書いて、1日1時間でも
❝自分の時間❞を大切にしてほしい。そうすれば、
心に余裕ができて、良い回転になる。
好きな人と会って、いい流れをつくればいい。」
そんな風な話をして、スーッとこころが楽になった。
私達には、そんなにお金もないけど、
かわいい娘2人に恵まれ、
屋根があって、お湯がでて、贅沢はできないけど笑顔で食卓を囲むことができる。
それが一番幸せじゃないか。
脳みその「もっともっと」は成長にはすごく大事。
でも、今の幸せを実感できて感謝できる「時間」をこれからも大切にしていこう。
夫とのたった1時間の「大人の会話」を定期的にとっていこう。
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