見出し画像

【海の近くに移住してよかったことをセルフインタビューしてみた】

大阪から湘南に移住して4ヶ月経った自分に自問自答でインタビューしてみた。移住を考えている方の参考になれば良きかな。

どうしてこのタイミングで移住を決意した?

以前まで東京に6年程住んでいて、離婚により地元の大阪へ出戻り。
実家で1年楽しく暮らしていたし、数年は大阪で過ごす予定だった。
しかし、新しいパートナーが東京の人で。
ちょうど付き合って1年でお互いなんとなく「あ、我ら結婚するな」感があったのでゆくゆくは一緒に住もうと思っていた。
娘が年長さんなので、保育園を卒園するまであと1年待とうかと思ったが、気持ちの「旬」を逃したくなくて。娘も応援してくれたので、ええいままよ!で決めました。

移住先はどうやって決めた?

この街に出会った瞬間、「あ、私たちここに住むわ」という第六感があった。それを信じて物件探しをスタートさせました。
パートナーも、私と娘2人と一緒に湘南で過ごすイメージが容易に想像できたそうで、ずっと住んでいた東京をかなりあっさり去って神奈川移住を決めてくれた。最初は、鎌倉を検討していたけど、ちょうど良いスーパーがなかったり、物件が高い上に狭かったり、生息している虫が異様に巨大だったこともあり湘南エリアに絞って物件探し。私たちが住んでいるエリアは、移住者も多く、開けている人が多いので住みやすさを物件探しの段階で感じた。

「開けている」とは?

とにかく、街のウェルカム感がすごい。カフェやご飯屋さんでなんの気なしに「移住先を探してるんです〜」というと、移住してくるのを嬉しく思ってくださる人が多く、店全体で物件探しに協力してくれることが頻繁に起こった。
コロナを機に移住してきた人もいれば、一度出たけどやっぱりこの辺がいいと帰ってくる地元の人もいて、耳寄り情報をたくさん教えてくれる。
娘たちもコミュ力お化けなのでこういう開けている場所で開きっぱなしの方が良い気がする。コミュの開き。(アジみたいにいうな)

移住で大変だったことは?

とにかく、年度途中の引越しだったため、小学校&保育園の手続きを仕事しながらやりくりし、尚且つ再婚や氏名変更というライフイベント目白押しだったのでとにかく走り切った。まだまだ氏名変更手続きは続いており、有休を駆使して夫と協力して新しい人生の基盤を作っている。
連れ子のいる再婚のため手続きが鬼のようにある。
夫は特に子どもとの生活に不慣れなこともあるだろうに全力で家族にコミットしてくれているので、随分助けられている。
「目の前のことに常に一生懸命でいる」という根っからの頑張り屋さんの彼だからこそ明るくお気楽に乗り越えれていると思う。

新しい生活どう?

控えめに言って最高。
朝は太陽いっぱい浴びて、天気がいい日は富士山を拝んで、観光地から目と鼻の先に住んでいるのでチャリで観光できるのも魅力。
漁港に鮮魚を買いに行き、地元の野菜を食べて、美味しい個人経営のお店がたくさんあるので開拓も楽しい。
そして何より、新しい4人での家族としての生活も毎日尊い。

東京に居た時と変わったことは?

1、娘たちの遊び方が変わった。

前は、日々疲れていて、YoutubeやNetflixに頼った遊び方をしていた。
今は、夫との方針が合致しているので昭和のような遊び方をしている。
・地上波のテレビを見てあーだこーだみんなで会話する。
・カードゲーム(トランプ、UNO、Ito)、けん玉、オーソドックな遊びを家族で楽しむ。
・夫が一発屋芸人のネタをガンガン仕込む→娘:すごいクオリティで吸収→お笑いクオリティがギャンあがり。
・朝活で海で貝拾いをして自然に触れて遊ぶ。
・山に行って川釣りもする。

2、リラックスできるコンテンツが増えた

仕事が大変でも、金曜日は富士山の見えるマクドに行ってみんなでジャンクフード祭りしたり、週末は箱根、熱海、鎌倉、小田原へ日帰りで行けるので直前までプランが決まらなくてもとりあえず家を飛び出してみれば楽しい週末を送ることができて心が喜んでいる。

逆に不便になったことは?

1、会社までの距離が遠い。

都内で働いているので、1.5時間程かかる。電車に乗りっぱなしではあるものの座れないと割としんどい。夫と職場が同じなので一緒に出社する日は「デート出社」と称していくので楽しいが、一人で出社の際は長く感じる。
しかし、昨年1年は大阪ー東京の出社を月2回していたのでそれを考えると楽になったかな。

2、良い小児科が少ない。

子供はまだまだ小さいし、体調を崩した時に信頼できるお医者さんがまだ定まっていないのは大変。電車を乗りついでクリニックに連れていくこともある。いいかかりつけ医に会いたいなぁと模索中。

3、意外と何からも遠い

住んでいるところがそもそも観光スポットなので楽しいことに溢れてはいるものの、どこか旅行したい!となっても、新幹線の止まる新横浜までは1時間程かかる。車がないので電車を乗り継ぐと結構な時間がかかる。先ほど列挙した温泉街はすぐなので贅沢は言えないw

推しポイント教えてください

"Good vibes only! "的な、良い流れの人だけと付き合っていこう〜であったり、なんくるないさ的な気持ちになれるところはめっちゃ魅力かも。

1、朝活している人が多くて元気をもらえる

早朝に海に行くと、驚くほど多くの人がサーフィン、ビーチバレー、スケボー、ビーチテニス、日焼け、海辺でコーヒー、海辺で読書、シンプルにぼーっとしている人がたくさんいる。
みんな、お仕事の前に自分の好きなことをめいいっぱいやっているのがオンオフあって好き。

2、「ほんまに働いてる?」と思う人ばかりで元気をもらえる

驚くほど、裸足で半裸で、タトゥー入ってて、日焼けしていてて、人生しか謳歌してない人ばかりでどう考えても社会人じゃなさそうな人が多くて楽しい。
「あー、自分は真面目に仕事しすぎてるなぁ〜。」
「もっと、プライベートにフォーカスして仕事をそこそこに人生たのむべきやな〜」
そんなことを半裸のサーファーたちから日々学ぶ。

かくいう私たち夫婦も、リモートができる環境なのでしょっちゅう昼間に近くの魚屋へ行く。あまりにも通い詰めるから、魚屋の店主に、
「もしかして、私たちって働いていないように見えてます?」と不躾に聞いてみると、
「はい、働いていないように見えています!」
と不躾な答えが返ってきて爆笑した。
とっても不躾で、ええ町やな〜。

3、魚がうまくて、野菜がうまくて、富士山が見えて元気をもらえる

これに尽きる。ここにいて、地産地消で食べて寝て富士山を拝むだけで元気をもらえる。

今後について

しばらくはここに住むだろうし、湘南との時間を楽しんでいこうと思う。しかし、今後の自分達の仕事にもっと可能性を見出したい。文章を面白おかしく書いたり、ポッドキャストをしたり、Tシャツデザインしたり、自然ともっと楽しめることを学んだり、まだまだ楽しい道ってあるんじゃないかと思う。
それが湘南なのか、もっと田舎なのか、今はわからない。
でも、一番は自分や家族の魂が喜ぶところで生きていきたいと思う。

まだまだ真面目な私たちは、もっと気楽に半裸で過ごせるくらいのゆるさを培っていこうと思う。(半裸のマスト感なに)


以上、全く参考にならない移住セルフインタビューでした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?