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限界個人開発者、ユーザーの声を反映するため総務省に「電気通信事業の届出」を出す📃

こんにちは!「旅行思い出マップ」の開発者です🗺️

突然ですが、個人でアプリを開発している中で「総務省に書類を提出する」という人生初の経験をしました🤓
なぜそんなことをしたのか?どんな苦労があったのか?
そして、どんな新機能が生まれたのか?
このnoteでその舞台裏をお話ししたいと思います。

ユーザーの声から生まれた新機能

「旅行思い出マップ」をリリースして以来、ユーザーから「家族や友達ともっと交流できる機能が欲しい」「行った場所をメモしたい」という声をいただいてきました。特に、地図を共有してみんなで旅の計画や感想を話し合いたいという要望が多かったです。

そんな声を受けて、「チャットコメント機能」を作ることを決意しました。
これにより、ユーザー同士が投稿した写真で直接コミュニケーションを取れるようになりますし、メモや記録をつけていくことが可能になります。

しかし、この機能を実現するには法律上のハードルがあることが分かりました。それが 「電気通信事業者の届出」 です。

なぜ総務省に届出が必要だったの?  

今回の新機能である「コメント機能」を実現するためには、法律上「電気通信事業者」としての届出が必要でした。
旅行思い出マップでは、共同編集ができる機能があります。
招待したユーザー同士でマップを作り上げていくことができる機能です。
その中でコメント機能を作ると、クローズドなチャットサービスとみなすことができるため電気通信事業者の届出が必要になってしまうことがわかりました。

これは、ユーザー同士がアプリ内で直接メッセージをやり取りする場合、その仕組みを運営する側が一定のルールを守る必要があるからです。  

個人でアプリを作っている身としては、こんな大層な手続きが自分に関係あるとは思ってもみませんでした!
しかし、ユーザーのみなさんがもっと快適に旅行の思い出を共有できる場を作るために思い切ってチャレンジしました。  

総務省に届出を出すまでの道のり

総務省のウェブサイトを見ても専門用語が多くて最初は頭が真っ白……。  

「そもそも届出って何?」「どこに書類を出せばいいの?」と、迷子になりながらも何とか調べ、必要な書類を作成しました🐸

ここ数年で電気通信事業の届出はオンラインからもできるようになっているらしくとても便利になっておりました!ただ、オンライン提出した後に住民票も郵送で送らないといけなかったので、そこだけ忘れないようにしてください!

そして書類の記入や不備がないかの確認にはかなり時間がかかりましたが、何度も見直してついに受理されました🎉

参考にした記事

新機能「コメント機能」のご紹介

そしてついに、新しいバージョンで「コメント機能」をリリースします!

ここから新しい旅行が生まれたら嬉しいですね☺️

どんなことができるの?

  • 旅の感想を共有:投稿した写真にコメントを残して、家族や友達と振り返りを楽しむ。

  • 旅行計画を一緒に立てる:次の旅行で行きたい場所を地図にピンして話し合う。

  • 特別な思い出を深める:写真と地図を通じて思い出を共有し、より豊かな交流が可能に。

これまでの「旅行思い出マップ」に、家族や友達との繋がりをさらに深める楽しさが加わります。


振り返ってみて

今回のチャレンジを通じて、ユーザーの声を反映することの大切さと、それを実現するための努力の価値を改めて実感しました。法律や手続きの壁は高かったですが、その分新しい一歩を踏み出せた喜びは大きいです。


まとめ

「旅行思い出マップ」は、これからもユーザーの声を元に進化し続けます。
ぜひ新しい「チャットコメント機能」を使って、旅の思い出をもっと楽しんでください!

次のバージョンでも、より便利で楽しいアプリを目指していきます!これからも「旅行思い出マップ」をどうぞよろしくお願いします。  

読んでいただきありがとうございました!  

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