【猫】私と違う時間を生きる君
さて、今日は大変な寝不足でした。
昨晩の午前0時半ごろ、てんかん発作を起こして倒れているうちの猫ちゃんを発見したからです。
もう20歳のご老体、腎不全も患っていますが普段は大変元気で、食欲も旺盛、家の中も1階と2階を軽快に移動して気ままに過ごしておられます。
そんな猫ちゃんですが、てんかん発作で倒れるのは今回が四度目でした。
腎不全の経過は現状キープという意味で良好ですが、おそらく脳になんらかの異常があるのではないか、と病院でも言われています。
検査していないのは、MRIをとったところで手術はできないし、MRIを撮るための麻酔が猫ちゃんの腎臓に負担をかけるからです。
年齢のことを考えると、これからもできる治療はなんでもやって手を尽くすということには疑問を感じており、辛い通院や投薬よりも、出来るだけ自然な形で、猫ちゃんが快適に過ごせるようにしようと決めています。
4度目の発作ともなると、心配ではあるし苦しそうなのが見ていて辛いのですが、自分がパニックになることもなくなりました。母が看護師で、一緒に冷静に対処してくれるのもあると思いますが。
昨夜の発作は、余韻の脱力状態も含めると1時間弱、その場から動けない猫ちゃんを見守りました。今回も発作で命を落とすことなく乗り切りましたが、やっぱり疲れたみたいで大人しいです。
それでも食欲があり、健康的な(病気ではあるのですが)💩もしてくれて、疲れたようではあっても今すぐどうこうなるような状態ではなさそう。
多分まだ何回もこういうことを繰り返すし、そうやってお別れの時に近づいていくのだと思いますが、最後まで付き合う覚悟は日に日に固まります。
人生の半分以上を一緒に過ごした家族。
私より後に生まれて、私より先におばあちゃんになった子。
ブラッシングでくつろぐ姿を見せてもらうたび、家族になれて、20年も一緒に過ごせてほんとうに良かったなぁと感じます。
この子がいなくなったらきっと寂しいだろうけど、私はこの子を幸せにできたと思うし、私も幸せでした。
もうちょっと、それと、少しでも長く一緒にいようね。