【画像多め】ダイビング器材の選び方
暑い日が続く今日このころ、そろそろ夏に向けて準備を始めている人も多いのではないでしょうか?
そして夏といえば海!!
7~9月はダイビングを始める人が多い季節でもあります。
そんなダイビングを本格的に始めるなら自分の器材を持っておくことがおすすめです。
ただし、そんなダイビング器材はBCDひとつとっても、たくさんの種類がありますよね。
そのため、購入するとき何を基準に選べば良いか迷いますよね⋯
今回はそんなダイビング器材の選ぶポイントをお話しします。
なお、あくまで筆者目線でのポイントなので参考までにご覧くださいね。
重器材
まずはダイビングの重器材の選び方についてご紹介します。
その前に、ダイビングの重器材には何があるか確認しましょう。
一般的に重器材は以下を指します。
BCD
レギュレーター
オクトパス
ゲージ
BCDはBUOYANCY COMPENSATOR JACKET(DEVICE)の略で、 水中での浮力調整器材です。
レギュレーター、オクトパス、ゲージは以下の画像を参照ください。
BCDの選び方
まずは私が使用しているBCDを紹介します。
アクアラング AXIOM
このBCDを選んだポイントは3つあります。
タンクベルトがバックルで着脱しやすいこと
シュアロックのウエイトシステムであること
ポケットにゲージが通しやすいこと←もちろんゲージのサイズによりますが、私が選んだゲージは通しやすいです
まず1つ目のタンクベルトについてです。
BCDをレンタルすると、画像のようなリングにベルトを通してマジックテープで固定するタイプをよく見かけます。
そのタイプを初めて使用したとき、率直に使いづらいと思いました。
例えば毎度同じサイズのタンクを使用するのに、その幅でベルトを固定できないこと。
また、固定するのに手順が多くて手間取るからです。
その点、バックルは引っ掛けて止めるだけなので手間取らないし、タンクのサイズに合わせてベルトの位置を固定できます。
とにかくセッティングが楽です!
もちろん、タンクベルトはバックルが絶対ではないですが、
個人的には圧倒的にセッティングが楽で手間取らないと思います。
次は2つ目のウエイトシステムについてです。
これもレンタルあるあるですが、ウエイトを通したベルトを腰に巻いてからBCDを背負うと思います。
ただ、このベルトが骨に当たって痛いんですよね〜
しかも着脱がしづらい上に、ベルトをピッタリ体にフィットさせるのが難しいんですよね⋯
その点、シュアロックのウエイトシステムはすべてを解決してくれます!
以下画像のアイテム内にウエイトを入れるので、そもそもウエイトベルトを巻く必要がありません。
また、着脱が容易で、BCDを背負ってから装着できるので、背負う時の重さを軽減できます。
最後3つ目のゲージが通しやすいこと、についてです。
BCDをレンタルする大体の方はレギュレーターもレンタルすると思います。もちろんレンタルなので、レギュレーターやそれに付随するゲージを選ぶことはできないはずです。
体験談になりますが、私が最初にレンタルしたBCDのポケットに対してゲージが大きすぎたことがあります。
そうなるとセッティングに手間取ったり、ポケットに入らないからゲージをそのままブラブラさせてたり、とセッティングやダイビングの快適さは少なからず落ちました⋯
それもあって、購入するときは必ずBCDのポケットに対して、ゲージがすんなり通ることを確認しようと思いました。
小さなことではありますが、セッティングから快適にするための大事なことだったりします。
レギュレーター、オクトパス、ゲージの選び方
次に私が使用しているレギュレーター、オクトパス、ゲージを紹介します。
タイタンレギュレーター
オクトパス ABS
プレシス2ゲージ(コンパスタイプ)
このレギュレーター、オクトパス、ゲージを選んだポイントは3つあります。
割高すぎないお値段であること
BCDのポケットにゲージが通しやすいこと
1つ目の割高すぎないことに関しては、レギュレーターが主にそうでした。
どのレギュレーターにするか選んでいる際、タイタンのレギュレーター以外に流氷といった寒い場所でのダイビングでも使用できるものがありました。
もちろん、機能面ではそちらの方が良いのですが、流氷といった寒い場所でのダイビングは頻度が少ないのと、レンタルできることを考慮して、べーシックでお値段も高すぎないタイタンのレギュレーターを購入しました。
ちなみに、流氷といった寒いところでも使用できるレギュレーターの代表として、以下があります。
2つ目に関しては、BCDでもお話しした通りセッティングしやすいかどうかをまず第一に考えて選択しました。
スリムでコンパスもついているゲージなので、快適に使用できます。
あともう一点補足です。
レギュレーター、オクトパス、ゲージを購入した際、ドライスーツ用のホースは付いていなかった!という方、いるかもしれません。
ドライスーツ用のホースはドライスーツ購入時に付いてくることがほとんどのはずです。
また、取り外しはダイビングスクールやショップに依頼するとやってもらえます。
軽器材
次はダイビングの軽器材の選び方についてご紹介します。
一般的に軽器材は以下を指します。
マスク
シュノーケル
フィン
グローブ
ブーツ
重器材と比べて、どれも聞き馴染みのあるものですね。
マスク、シュノーケルの選び方
マスク:TUSA Splendive
シュノーケル:TUSA SP175
私は度付きが必要だったので、結構種類は絞られました。
マスクは密着する部分が透明なものと黒といった色付きのものがあります。
どちらにするかは、以下のメリットを目安に決めていただくと良いです。
透明:劣化や汚れがわかりやすい、表情がわかりやすい
黒:シンプルにかっこいい!
私は購入時もちろん初心者だったので、インストラクターの方に表情を伝えやすく、また劣化や汚れがわかりやすい透明にしました。
次に、シュノーケルは排水室・排水弁付きのものをオススメします!
※ついていないものは息を強く吹き、上部から排水する必要があるため
また、マスク購入時は曇り止めの購入をお忘れなく!!
フィンの選び方
フィンには2種類あることをご存知でしょうか?
ストラップフィン:ストラップでブーツを固定し装着
フルフットフィン:靴のように、そのまま履いて装着
推進力がより伝わるのはフルフットフィンですが、
もしドライスーツの購入を検討している、コスパ重視、
という方はストラップフィンがオススメです。
ストラップフィンであれば、ブーツのサイズが異なってもストラップの調整をすることで対応可能です。
フィン1つで1年ダイビングを楽しみたい方は、コスパも良いストラップフィンがオススメ。
ただし注意点として、ストラップを絞めすぎると足が痛くなったり、
着脱の際、都度ストラップをはめないといけないのが少し手間になります。
その辺りも考慮してどの種類のフィンを購入するか、検討するのが良いでしょう。
グローブ、ブーツの選び方
どちらもTUSAのものを購入。
グローブ、ブーツに関しては機能面あまり差を感じなかったため、
テンションが上がる柄物 × 色物にしました。
上記シリーズはピンクの他に水色で柄入りのタイプもあります。
他の器材の色味と合わせて購入すると統一感があってオススメです。
なお、ブーツは1cm単位での販売となっているため、足のサイズより少し大きいサイズを選ぶと、ゆとりがあってダイビングも快適です。
その他小物
最後に、ダイビングの小物の選び方についてご紹介します。
小物は以下を指します。
ダイビングコンピューター(通称:ダイコン、またはコンピューター)
ライト
キャリーケース
カメラ
ダイビングコンピューターの選び方
ダイビングコンピューターは、アドバンスからは特に必須のアイテムです。
現在の水深や水温、安全停止のタイマーやダイブタイムの確認もできる優れもの!
いくつか種類のある中で、私は表示がシンプルで見やすいアクアラングのカルムPlusを購入しました。
ソーラー充電のため、天気の良い日に外に出しておけば充電完了。
専用のアプリを使えばBluetooth接続でダイブログを転送し、スマホで簡単に確認できます。
カルムPlusは、その年の限定色があります。
2024年はポップな色合いの「BLUE」が数量限定となっています。
もっとシンプルで、普段使いできるものが良い方は、上記のカルムPlusのブラックといったシンプルな色味のもの、
またはスントのようなシックな色味のものがオススメです。
キャリーケースの選び方
キャリーケースは普通のスーツケースでも、もちろん良いでのですが、
以下の特徴から、ダイビング用のキャリーケースを購入することをオススメします。
大容量: 84Lの容量でダイビング器材や関連用品を十分に収納可能
耐久性: ダイビング用品専用に設計されているため、重量のある機材や濡れた用品にも対応できる頑丈な構造になっている
移動の容易さ: ローラー付きで、重い機材も楽に運ぶことが可能
ローラーは四輪の方が良いのでは?という意見もあるかと思います。
実はダイビング用品に関しては2輪の方が良いです。
というのも、特に公共交通機関を使用する方に向けてですが、
4輪だとキャリーを常に抑えておかないと転がってしまいます⋯
その点、2輪だと転がっていかないので移動時がとても楽です。
マイ器材を購入して海に行こう!
正直まだまだあるので別途追記していこうと思いますが、まずは抑えておきたい器材のご紹介でした。
安い買い物ではないので、しっかり吟味して納得のいく器材を選びましょう!