L SEPというマイナートウフバグについて[Macユーザー向け]
どうも、はとやまと言います。
今回はなかなかマイナーでニッチなL SEP問題(勝手に命名)というトウフバグについての記事ですので、たまたまこの問題を抱えている方に届けばラッキー、というスタンスでさらっと書いていきます。
ある日Web制作案件でLPを制作中、大方出来上がったため先方にチェックしてもらっていると、先方の内のお一人から、文字化けのような気味の悪い文字のような記号のようなものがたくさん表示されている、という指摘を受けました。
その文字化けがこちら↓
L SEP...? なんじゃこれ。
こちらではもちろん、いくつかのブラウザで表示確認はしており、こんな問題は生じていなかったはずでしたので耳を疑いました。
色々検証した結果どうやらこの問題、
「Windows かつ Google Chrome」という、特殊条件でしか認識されない問題だったようです。
私はMacユーザーですので、Google Chromeでも表示されなかったのです。
ブラウザが同じであればMacでもWindowsでも同じように表示されるものだとばかり思っていた私は、その時点で呆気に取られました。
とにもかくにも、Windows & Google Chromeの組み合わせのユーザーはかなり多いかと思いますので、修正しなくてはいけません。
色々調べて辿り着いたL SEP問題の原因と、その解決策を以下共有します。
【原因】
L SEPはどうやらスペースのような概念で、本来ならば不可視要素の一つなのですが、何かの拍子で表示されてしまうことがある
ということらしいです。
まあ結局こいつがどこからきたのかはわからないのですが、とにかく、見えないおばけみたいな奴がどっかで混ざり込んでしまったということですね。
おそらくコピーアンドペーストして色々なテキストエディタを行ったり来たりするうちに、どこからともなく改行などの情報がこいつに変化してしまった、という感じだと思います。
コワ....イですが、とにかくさくっと解決策にいきましょう。
【解決策】
Mac標準の"Pages"でLSEPを可視化して、ひとつずつ消していく
見えないならなんとか可視化して、退治していく、というシンプルな解決策ですね。
Mac標準装備の文章作成ツールで、どうやら可視化できるらしいと知ったのでいざ実行
"Pages"を起動
表示 → 不可視文字を表示
これで、不可視文字を可視化しました。
なんか二種類(青いやつ)いますね、、
形的にこいつ↓かな? と思ったら、
こっち↓でしたので要注意。
あとはこの改行記号みたいなのを消していきます。
完全に消したら、それをコピペして元のhtmlファイルなりにペーストして更新してみてください。
windows & Google Chromeでも、あのL SEPくんはもういなくなっているでしょう。
ちなみに、不可視文字を表示にしなくても、実はカーソルで引っ張って文字選択すると、この様に浮き上がって見えます。
おばけを懐中電灯で照らして可視化するみたいな感じで楽しいです。
マイナートウフバグになやんでいた方の助けになれましたら本望です。
以上。
参考:https://artabi.net/notes/wordpress/lsep