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もしもデュエプレで野菜プッシュが来たならば

 こんにちは。デュエマ界の野菜ソムリエこと,みずのりと申します。
 つい先日,デュエプレにおけるワイルド・ベジーズの立ち位置についてのnoteを書きました。まだ読まれてない方はぜひ。

 その中で私は,「これまでもこれからもデュエプレでワイルド・ベジーズデッキは組めないだろう」という旨を述べました。

 しかし! ベジーズ好きの自分が諦めてどうする?野菜が摂れないからといってサプリさえ飲まないのか(?)ということで,紙のワイルド・ベジーズデッキで主力だったカードたちをデュエプレに持ってくる場合の案を考えていこうと思います。
(前回に続いて勢いだけで進めます。1時間で書きあげるぞ。)

①グレイト・カクタス

 効果は実にシンプルです。ドリームメイトで言う猛烈元気バンジョーとほとんど同じなので,デュエプレに実装するのは簡単そうですね。
 コストはそのままで良さそうですが,パワーはバンジョーくんに合わせて3000にしましょうかね。

■バトルゾーンに出た時、自分の山札からワイルド・ベジーズを探索し、1枚を公開してから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。

コスト4 パワー3000

②バロン・ゴーヤマ

 前回の記事で述べたように,ワイルド・ベジーズは複雑な効果のものが多いです。しかもデュエプレに実装すると探索になりそうな効果ばかり,つまり1ターンに何枚も使ってるとゲームのテンポが悪くなるので,極力シンプルな効果にして実装したいものです。

 ここはそんな障壁を乗り越えた伝説のおたんこナスを参考にしましょう。

むなすぃな…

 なるほど。デッキ→マナは探索だけど,マナ→墓地はコストに応じて自動で選ばれるからテンポが損なわれないのね。
 バロン・ゴーヤマに当てはめるとこんな感じ…?

■バトルゾーンに出たとき,自分の山札からワイルド・ベジーズを探索し,1枚をマナゾーンに置き,山札をシャッフルする。その後,自分のマナゾーンから《バロン・ゴーヤマ》以外の進化でないワイルド・ベジーズを探索し,1体をバトルゾーンに出してもよい。そうした場合,自分のマナゾーンからコストが最も大きいクリーチャー1枚を墓地に置く。(複数あるなら,その中からランダムに1枚)

コスト5 パワー5000

…案外悪くないのでは??
1枚のカードで探索が2回発生するのは前代未聞かもしれませんが,さすがに探索じゃないとやりたいことができないだろうと思ったのでご愛嬌ということでお願いします。
 動きを想像すると,まるでアークセラフィムデッキのプリウスライザとソルダリオスを1枚でこなしてるみたいに感じますね。充実している他種族がますます恨めしいですね
 コストとパワーは… さすがにそのままでいいでしょう(根拠はないですが)。

③ビクトリー・アップル

 フルで力を発揮すると1コスト1ドローとなるバケモンみたいなリンゴですが,これはデュエプレでは実装されていない「フォートE(エナジー)」という能力の元で発動します。

 実はこの「フォートE」,もともと紙では持っていたのにデュエプレに実装される際には取り外されて調整されたクリーチャーが存在します。
 分かりやすい例が,《魔皇アスティマート》です。

これが
こう

 フォートEとは本来,「召喚する際にマナゾーンで特定の種族をタップしたとき」という条件つきで何かしろ効果が発動できるカードです。
 アスティマートの場合はディープ・マリーンというデュエプレにない種族を参照していることもあってこれまたややこしいのですが,一方の効果は無条件で,もう一方の効果はマナゾーンにグランド・デビルがあれば発動するという,紙と比べると非常に緩い条件となりました。

ビクトリー・アップルもこれに倣って効果を考えてみましょう。

…と思いましたがビクトリー・アップルの効果は非常に汎用性が高いため,無条件で効果が発動するとなると色んなデッキに出張してしまい,種族デッキを組む意味が失われてしまいますね。
 「フォートE:ドラゴン」の方だけ無条件にしても良いのですが,「野菜デッキにわざわざどうやってドラゴンを組み込むのか」を考えるのが野菜デッキの楽しみの1つでもあったため,どちらの種族もデッキに搭載させるべく,条件付きということにしました。

■バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにワイルド・ベジーズがあれば,自分の墓地からランダムなクリーチャー1枚をマナゾーンに置く。
■バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにドラゴンがあれば,自分のマナゾーンからクリーチャーを1枚探索し,1枚を手札に戻してもよい。

コスト2 パワー2000

(わざわざ能力を2つに分けているのは「~あれば~する。その後~」というテキストの裁定がややこしいからです)

 悩むのはコストです。先ほど述べたようにフルで効果を発揮すると1コストで1ドローできるため,横展開が重要なワイルド・ベジーズにおいてはかなり優秀な生き物となります。
 まずいのはデュエプレは紙よりもマナコストの支払いルールが緩いということで,それによりとんでもなく強いカードになる気がしてなりません。3コストにしてもいいのではいか,また墓地→マナゾーンをタップインにしてもいいのでは,などとも思いました。
 しかし,デッキ全体が「探索」によって間違いなく弱体化するこのデッキにおいては,多少1枚1枚が強くてもいいだろうという甘え,また少し挙動が似ているダンディ・ナスオの例を鑑みた結果,上のような能力で大丈夫だろうと考えたわけであります。強すぎたらナーフすりゃいい

④味頭領ドン・グリル

そのまま実装してヨシ!!!
てかそのままでもナーフ前ツヴァイより弱いんだが!!!???
8コスト15000で「このクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない」くらいつけてもいいぞ!


終わりに

 ついさっきダンディ・ナスオのことを調べていると,ナスオの実装が発表されたときの公式ツイートを見つけました(当時筆者はまだデュエプレを始めていなかった)。

すごいことが書いてありました。

「ナス無しじゃ、ダンディな大菜王にはなれねーぜ。」

「大菜王」とは,初期の進化ワイルド・ベジーズにつけられていた冠詞のことです。(大菜王ビッグ・ナスディーンなど)
ということは…?

デュエプレの世界でも進化ワイルド・ベジーズが存在するってことォ!!???


マツ浦さんのメッセージが偽りでありませんように。
それではまた。


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