#チャーハンを極める Day0
普段から昼ご飯を極たまにに作る事があったけど、炒飯が一番コスパが良い。材料的にはパスタが低価格で入手しやすい。ただ、炒飯はご飯炊いて、タマゴ焼いて、ノーショッピングで作れる。
今までの炒飯はベチャベチャで味気ないものばかり、中華屋のもいらんグリンピースが入ってるうっすい五目炒飯とかで不味い。一度香味ペーストを使ったときに自分専用の炒飯が奇跡的にできた。去年の冬、一人暮らしをしている友人のキッチンを借りて炒飯を作った。そのときに初めて香味ペーストを使った。一口食べただけで、中華の旨味が味蕾とビタっとマッチングした。たった一度「の」の字を描いただけであの味になるのか、モノホンの高級店の炒飯を食べてみたい、自分に合う究極のチャーハンを作ってみたい、とその刹那に自然と感じた。
大学2年から3年にかけてGYOZA OHSHOという女性子供向けの餃子の王将でバイトをした。そこで静岡から通う社員さんの作る炒飯が絶品だった。確かに庶民的な炒飯だが、自分の理想に近かった、濃い味付けにたくさんの具材、こんもり盛られたフォルム、油のコーティングで艶々になったご飯、庶民派炒飯の中では群を抜いていると思う
そして自宅で再現しようとやれ香味ペーストだの、やれ炒飯の素を入れて作った、
がこれがパンチがめちゃくちゃ効いてて、濃党からすれば好みの味だったが、そこにチャーシューやネギの具材本来の味やご飯の旨みがなく、複雑性にかけるものだった。素材の味を引き出し、複雑性を持たせるには、化学調味料は控えるべきだろう、そして具材をどれにするかも重要になってくる、
”ここに我自分専用のオリジナルチャーハンを作らんとす”
いいカメラを一台買うべき、写真から違いがわからぬ