若手時代の幸福なエンディングのために
※これは見取り図のファンの評論同人作家兼サラリーマンの私が、19日のM-1の日まで毎日センチメンタル大爆発で更新するnoteです。5日目!
過去の日記はマガジンにしてみたw
ついに5日目!!
金曜の夜が終わる。もう今週末ですね。
本当にこの2週間長いようで短く……。こんな時を過ごせたことも、こんな気持ちになれたことも、遠い未来で思い出すのかもな。
今年のことは一生忘れない。絶対に。
多様性の時代だとは思うし、もちろん価値観のアップデートは必須だと思う。だから多様な漫才。
多様な漫才を認めないという空気を打破したのが昨年であり、その過程で勃発したのが漫才論争だったんだろう。
自分は柔軟だとか若い感覚だとかそういうアピールがしたいわけじゃなく、そもそも漫才を見て漫才じゃないと思ったことがない。私だけじゃなくて漫才が好きな人はみんなそうだと思う。だから認めるも認めないもない。認めないとか変なこと言ってるのは、某コメ民とかライブに行かない非お笑いファンだと思う。
……ということを言っていると、奇をてらった漫才さいこ~と言いたい尖りたい人だとかサブカルぶりたい奴と思われるのも嫌で……
嫌で……っていうかこの辺の議論はもはや若いころ――厳密には大学時代--やり尽くしたので、今更感が強い。その頃は文学、映画、舞台、音楽などでこういう議論が毎日毎晩発生してて、それはもう同じ学科の人とかとバッチバチにやりあってた。
正直、その頃のことを思い出すとイタすぎるし子供っぽすぎるので、自己嫌悪で頭がおかしくなりそう。とはいえ当時から私はコマーシャリズム上等、露悪主義上等、ファッキンお高尚、象牙の塔で笑いがとれるとでも? って思想だったので(過激すぎるw)、今と別に何も変わってない。
その頃はたまに東京おしゃれコントが引き合いに出されていたこととかも思い出すね。別にそれをお笑いじゃないって認めなかったことなんてただの一度もないけどね。言ってきたのはどっちかっていうと「チームお高尚」の陣営ですよ。「●●はもはやお笑いじゃない、高尚だから」ってな!
っていうことをネチネチネチネチ「14年」も根に持って、超絶露悪主義に走った結果、私はこんなヤバイ奴になりました。はあ~~~もう思い出したくもないしこういう話をしたくもないよ~~~。
だから漫才論争とか嫌なんだよ~~~~。思い出すから! その頃のことを!
そもそもねえ、こんなイタい日記を書いてるのも久々で、もう一刻も早く誰かに止めてほしいもんw
購入してくださったり、スキくださる方、ありがたいです……本当すみませんね…こんなウェットで……お目汚しすみません……。
まあ、そんなこんなで、いろいろなドス黒い感情もあり、すごく大阪の漫才に執着しているのは事実だけど、
それはそれとして、多様な漫才もよく見るし、存在もその意義も理解しているうえで表明する思想として、私は大阪の漫才が好きですってことですよ。
それはええやろ。許してほしいですね……。それに私東京に住んでるしね……そもそもね……。
敗者復活戦まで更新し続けようとしているこのnoteは、主に3つの目的があった。まずひとつには自分の心を立て直すため。とにかく12月2日以降世界が灰色だった。思考と感情を整理し、それをなんとかしたかった。
ふたつめには、こんな瞬間今しかないんだから、手記的に感情も何もかも好きに書いておいてもいいのではと思ったからだった。一生忘れられないこの時を思い出すにあたり、貴重な資料になりそうだったから。
そしてもうみっつめには……語弊を恐れずに言うと敗者復活戦において大阪勢に注目してほしいなという意図もあった。はっきり言うと思想誘導したかったわけですわ。ロビーイングとかふざけて言ってたけど、マジでロビーイングだったw韓国のアイドルのファンみたいに、街に広告出そうかとも思ったねwww
でもまあ、おっしゃるとおり人気投票じゃないので、特に敗者復活戦が始まる前に何をアジテーションしても意味ないっちゃ意味ないんだけど。
と、こんな理由で始めた連続更新だったけど想像以上の効果を得た。
まず、何はともあれ元気になってると思う!!! 無駄なセンチメンタルや自己顕示欲、自意識も一見あるように見えるけど、実際は全然そんなことなくて、たしかに敗者復活に回ったのが俄かに信じがたく非常に辛い気持ちなのだが、それとはまったく別軸で見取り図の漫才そのものについて考えたり話したりすると(M-1ではなく漫才そのものや劇場での思い出)おもしろすぎるし楽しすぎるしニヤニヤが止まらないのであるw
正直仕事がデスマだったり、そもそも敗者復活に回ってる事実とかで、辛いはずなんだけど、漫才のことを考えると最高にウッキウキになるwww
別階層の感情、って感じでwww
加えて、ローコンテクストな漫才をそのまま受け取るよりも、言語外の思想や意図を読み取れたり、コミュニケーション自体について考えを巡らせたり、見取り図の漫才のいいところや評価軸を見つけ出す、すなわち【誰かの意図やいいところをちゃんと読み取り、それを表現、周知できるようなコミュニケーションに努める】自分のことも好きになれたと思う。
お高尚だとかそうじゃないとかの印象じゃなくて、ちゃんと本質をまなざせる自分がいることに気が付いて、最近ではとっても元気です。
ということでもう1日しかないのだけど、最後の1日私は漫才劇場に行ってきます! 雪とかそのほかいろいろ懸念事項はあるけど……。
また明日の夜と、明後日の午前中に更新します。
それでは良き週末になりますように。みなさんにとって。
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