掩体壕（えんたいごう）知ってますか？
今日はとてもいい天気。
秋晴れというよりも、また夏にもどったのか、というくらいの暑さになった。
本当は一日、ビニールハウスの片付けを行い、ストックの定植の準備をしたかったのだけれど、
長男の整形外科受診とその後の部活送迎のため、急きょ予定変更。
すっかり忙しくなったパート勤務の貴重な休日は、
しっかりと農作業に費やさないといけないところなのだが、仕方ないか…。
部活が終わるまでのやや長い退屈な時間。
せっかくなので自動車で遠回りして、境港市方面へドライブ。
米子空港近くの道路沿いに車を止め、カメラ片手に掩体壕を見に行った。
掩体壕（えんたいごう）とは、第二次大戦中に作られた
航空機を格納して攻撃から守るための、コンクリート製の施設のこと。
米子空港付近には数か所が残っており、道路沿いの良く見える場所にもある。
この壕は日本各所にあるようで、それぞれが長い年月を耐えて残っている。
とはいえ、昨今の開発工事の中で取り壊されて消えてしまったものも多いと聞く。
他の歴史的な文化財もそうだが、この掩体壕も貴重な『戦争遺跡』のひとつ。
ぜひ少しでも多く残して、今を生きる私たちや子どもたち、そして後世へと永く伝えていく必要性をあらためて強く感じる思いだ。