Leica M11 / Apo Summicron 75mm f2 ASPH. レビュー
レンジファインダーの好きな焦点距離を問うと35mm派、50mm派に分かれると良く聞くが、それ以外の焦点距離ではと言われると75mmと答えるかもしれません。
ショートトリップだったら、Summilux 35mm f1.4 ASPH. や Summilxu 50mm f1.4 ASPH.と合わせて、Apo Summicron 75mm f2 ASPH.の3本セットで、他のレンズはいらないとも思っていたこともあります。
Apo Summicron 75mm f2 ASPH. は、非球面を使用した現行のアポズミクロンシリーズの中では登場も古く、私の相棒としても長い付き合いになります。
最短70cmまで寄れて開放からシャープなアポズミクロン75mmは、中望遠というより標準レンズの50mmを補完するマクロ的な使い方もできる標準レンズといった感じに思えています。
もちろん、スナップからポートレートまで使える万能レンズでもあります。
Leica M9やMのファインダーだと倍率の関係から小さくなりますのでマグニファイアを使用していた時期もあるが、M10のファインダー倍率アップからは、私の視力だとそれも常時はいらなくなっている。
460gの軽さも大きさも中望遠の75mmにしては小型軽量で、Sumilux 75mmやNoctilux 75mmに比べれば旅のお供には最適な大きさだと思う。
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