雨のMonochrom
雨の日のモノクローム
写真を撮る私にとってはとても刺激的な日。
散歩がてらに歩くには少し傘は邪魔な存在だけど、普段と違う街の様子が楽しい。毎日毎日同じことを繰り返していると、たまに変わる世界が刺激的な存在。
そんな雨の日の相棒の話
概ね決まっていて、Leica M Monochrom(初代)と沈胴 Summicron 50mm F2.0(初代)
デジタル、フィルムもレンジファインダー以外は使わない、というか持っていない私。あとカメラといえばスマートフォンのiPhoneぐらいなもの。
M8、M9、M-E、Mと買っては手放していたけど、この初代M Monochromは手放さずに今でも手元に置いて愛用しています。この世代のライカは、CCDセンサーに不具合を抱えていて、数年経つと腐食してセンサーに落ちない汚れが登場するのですが、ドイツに送って改良版に交換済み。
2012年発売のカメラだけどいまだに現役。
画総数や高速連写、オートフォーカス機能も必要ない私にとって、撮りたい時にファインダーが覗けて、タイミングよくシャッターが押せて、絞りとシャッタ速度が一目で分かるカメラが一番。
何よりモノクロームしか撮れないシンプルなカメラが、余計なことを考えずに自分の眼をモノクロの世界にしてくれて、光を感じて撮れる。
フィルムカメラにモノクロフィルムを入れて、カラーの事は忘れて撮ることと同じことがデジタルでできる。
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