恐れずにスイッチングしていくこと
新しいスタイルにスイッチングしていくことって当たり前なんですけど、覚悟がいることなんですね。見てくださっている数が分母が多ければ多い程、それなりのリスクも伴うわけです。
いま、INDYというWebメディアを運営しているのですが、Instagramもあって、フィードをご覧いただければわかる通り、普段の自分のスタイルとは全く異なっています。
でもこれは意図的にしているのではなくて、自分自身がほぼ直感で好みの写真をセレクトさせて頂いています。
アカウント開設から半年ほどで6000フォロワーを超えてしまって、こういうことって自分の感覚がブレていなかったっていう自信にもなるわけです。
自分は京都の町の情景を撮ることを中心としていますが、京都の写真ってここ1〜2年でけっこう飽和状態になってしまっていて、もちろんフォトグラファーそれぞれが創意工夫をしてるんですけど、どうしてもロケーションや構図で似通った写真になってしまうことが否めません。
そこで、京都という軸はそのままに、今までとは少し違ったスタイルで発信していくプロジェクトを準備しています。
京都ベースで少しだけファッション性のあるストリートスナップになるのですが、知っている限りはまだ誰も手を出してないジャンルですし、自分としても違う土俵に足を踏み入れる感覚なのでだいぶビビってるんですけど。
このプロジェクトは自分一人ではなくて、チームを組んで進めていくんですけど、各々がフォトグラファーとしての実力以外に得意分野があるので、そこを発揮していくスタイルになっていくと思います。
変わらずにいること、変わっていくこと、両方のバランスを保ちながらちょっとずつ振り幅を広げていきたいな、そんなことを最近よく考えています。