手垢のついた言葉達
以前にも言葉について触れていたとは思いますが
今回は言葉にこびりつくイメージのお話をしてみたいと思います。
それもネガティブに引っ張る方の言葉達。
ポジティブに引っ張る代表が
「ありがとう」
でしょう。
良い影響下を考えたら喜びでしかありません。
でも悪い方は要注意です。
例えば身体の診断名で
「坐骨神経痛」
というのがある。
昔から患者さんが施術に来て坐骨神経痛と言われると加齢と結びつく方が殆ど。
坐骨神経痛は歳を重ねた末の病態と瞬時に無意識に判断してしまうようです。
でも実際は小学生でもなるものです。
坐骨神経痛とは身体に出てきている症状の事で
その原因に
筋疲労性
変形性
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄
などなど(まだまだ原因はあります)
変形や脊柱管狭窄は確かに加齢に伴う要素が強いと言えますが、病院で丁寧な説明がされず、ご高齢の方々に「歳だからねぇ」なんて付け加えられる事が多かった為に
坐骨神経痛=ご高齢の疾患
というイメージが作られてしまってます。
僕自身の事で言うと40過ぎた辺りから一気に老眼、乱視が進みました。
「老」
これも肉体で考えると
年だからもう改善しないイメージ
が連想される気がします。
今の遠視が老い原因でない。
改善するというイメージを持って色々試行錯誤中です。
言葉は呪になります。
良くも悪くも。
だからこそ丁寧に言葉を使っていきたいと思います。
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