3行完結選手権

何か世界がよい方へガラっと変わるようなことはないかと、ジャッドは考えていた。

いくら考えても、かならず誰かにしわ寄せがいくようなことしか思いつかなかった。

もしかしたら世界はそういう風にできているんじゃないかと思えてきたので、ジャッドは考えるのをやめた。


こちらの企画への参加記事です。

ジャッドは僕の好きな美術家ドナルド・ジャッドから持ってきました。

#3行完結選手権

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?